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黄泉路の犬 南方署強行犯係 トクマ・ノベルズ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店/ |
発売年月日 | 2005/09/30 |
JAN | 9784198506766 |
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黄泉路の犬
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黄泉路の犬
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商品レビュー
3.8
15件のお客様レビュー
シリーズモノの2作目…
シリーズモノの2作目。これから読んでも可。捨てられていく沢山の動物と、動物好きな人間の話。中盤、割と悲惨な気分になります。締めくくりに少しだけ救いはありますが・・・。動物が好きな人は要注意。
文庫OFF
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※このレビューにはネタバレを含みます
一点だけ設定が途中で矛盾していたのがちょっと混乱した。 (当初、行方不明のチワワらしき犬を拾った人がいて、そこから亡くなった人に繋がった筈なのに、途中から亡くなった人が直接チワワを拾ったような描写になってる)、文庫版もあるみたいだから訂正されてるかな?同じ作家さんの『最後の毛布』にも通じる、日本のペット事情をテーマにしたミステリ。 犬猫好きにはかなり辛い描写もあるけれど、丁寧に描かれていてページをめくる手が止まらない。 結末にはまんまと驚いてしまった。
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南方署強行犯シリーズ2弾。圭司がここに配属されてから既に三ヶ月、珍しいことに南方署は暇だった。同僚の黒岩から、文庫本を使ったオイチョ博戯で負けと言われ四人分のジュースを買いに行かされ、ヘタレからパシリにされてしまう。そんなときに事件は起こった。東中島で強盗が入り可愛がっていたチワワも取られたという。捜査を開始するが事件は二ケ月後、思わぬところから顔を出す…。今回のテーマは動物が愛玩動物として販売された後の捨てられた動物を保護する動物愛護から行きつく「アニマルホーダー」という過剰多頭飼育の実態。 「チワワ」の捜索から、行きついた人物は捨てられた犬猫を引き取り世話をしていたが、自殺として発見されるが、そこには、ペットショップ・ブリーダー(蓄犬業者)から安易に動物好き・可愛いというユーザーが飼い始めたペットが、自分と同じ生命を持っていると考えず、身勝手な都合で遺棄処分、保護されても保健所等の税金でほとんどが抹殺処理されているという、闇の部分があった。アニマルホーダー(動物の過剰多頭飼育者)という言葉をこの作品から知りました。 動物と生活を共にしている読者には、読み進めるのに辛い情景が有る作品でしたが、圭司が拾ってきた猫・黒岩の姉の子とのふれあいがほんのりとした温かみの有る作品として描かれ読後感の良いミステリ作品でした。続巻が出ていないのが残念です。
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