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物語 スペインの歴史 人物篇 エル・シドからガウディまで 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2004/05/25 |
JAN | 9784121017505 |
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物語 スペインの歴史 人物篇
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商品レビュー
3.1
8件のお客様レビュー
知ってるようで知らない偉人さんの物語を 情緒的に表現豊かに語られるので とても読みやすく良かった。 名前は聞いたことがあっても 実際どんな人か知らなかった人物 ラス・カサスやゴヤを知れて勉強になった。 昔は宗教的な影響を受けずには いられない環境だったんだなぁ。
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スペイン旅行のための勉強本。軽くてスペインの電車の中で完読。 物語風に歴史を書いているところが、私のフィーリングには合わない点を除けば、スペインの有名人を知るのに良い窓口。コラムは為になる ・エルシド:傭兵隊長だったけど、強かったので後世で伝説化されただけなのね ・フアナ女王:ず...
スペイン旅行のための勉強本。軽くてスペインの電車の中で完読。 物語風に歴史を書いているところが、私のフィーリングには合わない点を除けば、スペインの有名人を知るのに良い窓口。コラムは為になる ・エルシド:傭兵隊長だったけど、強かったので後世で伝説化されただけなのね ・フアナ女王:ずっと幽閉されていたかわいそうな人 ・ラスカラス:インディオ解放を唱えた偉い人 ・セルバンデス:貧乏だったのね。 ・ゴヤ:宮廷画家だけど、異端審問所に目を付けられる画を描いて言い訳に苦労した人 ・ガウディ:カタルーニャ主義者の頑固な老人 コラム ・ジブラルタルはイギリス領 ・ハプスブルクスペイン王家の肖像画の顎は長いのは笑える ・スペインの朝食はチョコレート。チュロスは美味しい ・レタス襟のフェリペ3世肖像画は笑える ・スペイン人は5回食事をする。朝食、10時半のティータイム、2時から豪勢な昼食とシエスタ、8時に仕事を終えてバル、 10時から家で軽く夕食、
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「物語スペインの歴史 人物篇」岩根圀和。中公新書2004。 大学の先生(外国語学部だそうですが)が書いたものです。この中公新書のシリーズは割と好きです。 総じて発見も多くて面白かったし、スペインの切れ端くらいは捕まえた気分になりました。 「キャパの十字架」への旅路の一環です。...
「物語スペインの歴史 人物篇」岩根圀和。中公新書2004。 大学の先生(外国語学部だそうですが)が書いたものです。この中公新書のシリーズは割と好きです。 総じて発見も多くて面白かったし、スペインの切れ端くらいは捕まえた気分になりました。 「キャパの十字架」への旅路の一環です。 ・キャパ→ハンガリー生まれ→スペイン内戦への参加・撮影で有名に ・「ハンガリーの歴史」 ・「誰がために鐘は鳴る」 ・「キャパ写真集」 ・「キャパ自伝 ちょっとピンぼけ」 ・「物語スペインの歴史人物篇」 という流れです。 ▼エル・シド 11世紀なんで日本で言うと源氏物語とかの時代ですかね。つまりは王朝に使えた名武将。ただ裏切られたりして一時はイスラム精力と結んだり。やはりスペインは地理の都合で北アフリカ経由のイスラム勢力と、ローマからやってくるキリスト教勢力、そして何より国境を接するフランスの勢力との三つ巴だったんだなということがよくわかります。そしてそれらからしたらやや「田舎感」がある場所だったのかな・・・ ▼女王ファナ 1400年代から1500年代。なので日本で言うと室町時代から戦国時代初期。斎藤道三が1494−1556だそう。当時のスペインの王国と、フランスの王国の間の政略結婚の挙句に、塔に幽閉される悲劇の女王のお話。統一国家には程遠い封建制群雄割拠、それからフランスとの密接な関係が分かる。 ▼聖職者ラス・カサス 1500年代。ピサロたちの時代。南米を極悪非道に侵略したスペイン。そのあまりにも残酷なやり口にキリスト教の観点から非を唱えた聖職者の物語。実効的な効き目はほぼ無かったんでしょうが。つまりは大航海時代の征服者たちのあまりにも弁護不可能なやり口を再認識。そしてスペインの、ヨーロッパの黄金時代もそこから始まる。 カサスさんのことは知らなかったし、その論は21世紀の現在にも通じるところがオモシロかった。強き者は何をしてもええんかい、という。そして、それを宗教の美名で覆うことの醜悪さ。 ▼セルバンテスの物語 1600年代初頭。日本で言えば関ケ原の戦いの頃。この章は、つまりは老セルバンテスの近所で殺人事件があって、その警察の記録が残っていてセルバンテスも登場する、という以上の意味は読み取れなかった。 ▼ゴヤの物語 1800年代初頭。日本で言えば江戸時代の中期ですかね。フランスでは「フランス革命~ナポレオン台頭」という激動期ですが、まだスペインでは当然牧歌的な王朝時代。(やがてナポレオンが攻め込んでくる。革命の輸出を受ける) 画家のゴヤが当時の権力者に頼まれて「裸のマハ」を描いたりする。その権力者が失脚すると「異端審問」にかけられたりする。だけど微妙に中世が終わりつつある。異端審問もぼちぼち形骸化しつつあったり。 でもまだ絵画のマーケットは王朝が持っている。中世だなあ。 ▼ガウディ 1926年だから、昭和初期。ガウディが事故で死ぬあたりの記述。ガウディって生涯独身の身なり汚い変人だったんだなあ、という知識。それから、やっぱり「カタルーニャ主義」だった。この時代はスペインは「フランコ内戦前夜」まだ許された。それから、やっぱりスペインは「プロテスタントの攻勢、つまり宗教改革を浴びていない」。まあその代わり中世前後にイスラムとの共存や入れ替わりがあったわけだけど。悲しいくらいひたすらにカトリックに殉じてきたその純朴さと、イスラムとも混濁したカタルーニャの美学とが混ざるとサグラダファミリアになるのかな。
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