1,800円以上の注文で送料無料

聖徳太子の仏法 講談社現代新書
  • 中古
  • 書籍
  • 新書

聖徳太子の仏法 講談社現代新書

佐藤正英(著者)

追加する に追加する

聖徳太子の仏法 講談社現代新書

定価 ¥792

220 定価より572円(72%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2004/06/21
JAN 9784061497221

聖徳太子の仏法

¥220

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/07/30

聖徳太子の仏教理解や十七条の憲法の思想について、日本倫理思想史の観点から考察をおこなっている本です。 本書では、「〈もの〉神」と「〈たま〉神」ということばが登場します。〈もの〉神とは事物や事象の実なる在りようの形象、〈たま〉神とは〈もの〉神を祀るひとの霊魂として現出したものとさ...

聖徳太子の仏教理解や十七条の憲法の思想について、日本倫理思想史の観点から考察をおこなっている本です。 本書では、「〈もの〉神」と「〈たま〉神」ということばが登場します。〈もの〉神とは事物や事象の実なる在りようの形象、〈たま〉神とは〈もの〉神を祀るひとの霊魂として現出したものとされ、著者の他の著作でも用いられているものです。著者は、日本思想史の根底にこの二つの神のありかたが見られると考えており、仏教の日本的変容においても新しい〈たま〉神として解釈がなされたという議論が提出されています。 著者の日本思想史研究の枠組みが前提になっているので、その議論になじんでいる読者にとっては飛鳥時代の仏教受容について学ぶことができるのではないかと思います。ただ個人的には、著者の〈もの〉神と〈たま〉神にかんする議論の枠組みがやや本質主義に感じてしまいました。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品