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グロテスクの系譜 ちくま学芸文庫
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グロテスクの系譜 ちくま学芸文庫

アンドレシャステル(著者), 永沢峻(訳者)

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グロテスクの系譜 ちくま学芸文庫

定価 ¥1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2004/04/07
JAN 9784480088390

グロテスクの系譜

¥1,375

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2018/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ルネサンス美術の陰で産み落とされてきた怪奇や滑稽・アラベスクなどグロテスクなるものの系譜をたどる美術史。

Posted by ブクログ

2013/05/10

ヨーロッパに限定され、窮屈で議論が散漫な感じもする。期待はずれ。ラファエロがグロテスクな意匠を手がけていたのは初耳。グロテスクの起源が壁のしみにあるというのは興味深い[p83]。世界的に検証すると面白そう。

Posted by ブクログ

2007/01/27

〈グロテスクなもの〉は、ルネサンス美術が「純粋で清澄なる古代」を復興する陰で産み落とされた。滑稽図やアラベスク模様など空間を装飾する絵画では、「現実的空間の否定」と「雑種(ハイブリッド)な生き物の増殖」」が中心原理となり、遠近法と物語(イストリア)で構築された世界秩序からの解放が...

〈グロテスクなもの〉は、ルネサンス美術が「純粋で清澄なる古代」を復興する陰で産み落とされた。滑稽図やアラベスク模様など空間を装飾する絵画では、「現実的空間の否定」と「雑種(ハイブリッド)な生き物の増殖」」が中心原理となり、遠近法と物語(イストリア)で構築された世界秩序からの解放が可能となる。「疎外された奇形児」か「豊穣な民衆世界」かという両極からしか批評されてこなかった、この怪物的で遊戯的なものの系譜を、美術史の碩学が的確精緻に解剖する。(裏表紙より) 「仮面。仮面行列、装飾用の怪人面」と「現代美術における遊びと聖なるもの」の二編も併録。

Posted by ブクログ