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エトロフ発緊急電 日本推理作家協会賞受賞作全集 62 双葉文庫
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エトロフ発緊急電 日本推理作家協会賞受賞作全集 62 双葉文庫

佐々木譲(著者)

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エトロフ発緊急電 日本推理作家協会賞受賞作全集 62 双葉文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社/
発売年月日 2004/06/10
JAN 9784575658613

エトロフ発緊急電

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商品レビュー

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2010/05/28

太平洋戦争開戦前夜択…

太平洋戦争開戦前夜択捉島に米国工作員が・・・感動の冒険小説。NHKドラマの原作です。

文庫OFF

2010/05/28

第3回山本周五郎賞・…

第3回山本周五郎賞・第43回日本推理作家協会賞長編部門受賞の読み応え十分な力作。ハワイの真珠湾奇襲攻撃の前にはアメリカ→東京→エトロフを舞台にスケールの大きな物語が繰り広げられる。とにかく面白い。

文庫OFF

2008/02/11

読みたい読みたいと思いつつ、3年くらい読んでなかった本。 日本海軍による真珠湾攻撃の動きを察知した米海軍情報部は、一人の日系人スパイを送り込む。名はケネス・斉藤、スペイン義勇軍にも参加した卓越した能力を持つスパイ。しかしイデオロギーには拘泥しない無政府主義者。真珠湾攻撃に向け...

読みたい読みたいと思いつつ、3年くらい読んでなかった本。 日本海軍による真珠湾攻撃の動きを察知した米海軍情報部は、一人の日系人スパイを送り込む。名はケネス・斉藤、スペイン義勇軍にも参加した卓越した能力を持つスパイ。しかしイデオロギーには拘泥しない無政府主義者。真珠湾攻撃に向けての連合艦隊最終集結地が択捉島単冠湾であることを知った斉藤は、万難を排して出撃を報告しようと択捉へ向かう・・・ 各キャラクターの設定がしっかりしていて、冒険活劇的なスパイ小説とは一線を画す作品です。あえてけちをつけるなら、中盤のアクションシーンがあまりにも大立ち回り過ぎたことでしょうか?小説全体を太平洋戦争直前の陰鬱な空気が覆っているので、もっと地味なスパイ活動の描写にして欲しかったところです。 「日本に情報機関が必要」という言説が叫ばれる今日この頃ですが、身の危険を冒し他国で非合法活動に従事する工作員の確保は、大半の国民が戦前のような病的な愛国心を失った日本では無理なんではないかという気がしました。

Posted by ブクログ

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