元日銀マンが教える預金封鎖

本吉正雄(著者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所/
• 発売年月日: 2004/06/07
• JAN: 9784569635057

商品レビュー

2022/10/28

預金封鎖の何が問題なんだろう、と疑問だったが、預金封鎖よりもむしろ、財産税徴収が問題だった。

今は、クレジットカードや電子マネーが普及してきていて、現金を使わない人も多い。給与は振込、株も証券会社経由でマイナンバーと紐づいている。
昔よりもはるかに、個人の財産は把握されているんだろうなと思う。

結局のところ、ATMからお金がおろせないのが問題なのではなく、財産を把握され、財産税を徴収されることが問題なのだが、じゃあどうすればいいのか。なかなか難しいな、と思った。

慌てふためいて、パニックにならない。ちゃんと情報収集して、自分の頭で考える。直接的な解決法ではないが、そういうとこらへんが重要になってくるんじゃないかなと感じた。

2016/12/19

平成16年秋に行われた新札発行を前に預金封鎖が取りざたされた。昭和21年の預金封鎖、財産税徴収、新円切替という前例がある。日本の財政赤字の大きさからいかに借金を棒引きにするか、その手段が預金封鎖、財産税徴収だ。現在、預金封鎖が起きるとすればどのようなシュミレーションとなるかが記載されている。保振、名寄せ、マイナンバーという下準備が着々と進んでいることから、時が来ればと想像すると空恐ろしい気がする。

2013/01/04

【ソーシャルライブラリーから引っ越し中】
かなりのインフレはありえるが、預金封鎖や財産税は無いはず。と思っているが一応読んでみた。財産税おそろしい…。預金封鎖や財産税対策は難しいので、せめてインフレ対策だけはしておこうと思う。