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吉田一穂詩集 岩波文庫
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吉田一穂詩集 岩波文庫

吉田一穂(著者), 加藤郁乎(編者)

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吉田一穂詩集 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 2004/05/20
JAN 9784003117217

吉田一穂詩集

¥770

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2022/09/16

岩波文庫 吉田一穂 (いっすい) 超難解なのに 訳注がない状況。詩の理解は諦めて、詩のキーワードを「白鳥古丹」「古代緑地」「半目微笑」にしぼって 詩情を考えた 「鰊」「鷲」「亜細亜紀・悲心」「白鳥」「石と魚」に詩人の心情が明示されている気がする。 白鳥古丹は、詩人の意...

岩波文庫 吉田一穂 (いっすい) 超難解なのに 訳注がない状況。詩の理解は諦めて、詩のキーワードを「白鳥古丹」「古代緑地」「半目微笑」にしぼって 詩情を考えた 「鰊」「鷲」「亜細亜紀・悲心」「白鳥」「石と魚」に詩人の心情が明示されている気がする。 白鳥古丹は、詩人の意識内だけに存在する故郷であり、北海道そのものを意味しているように思う。宮沢賢治のイーハトーブみたいな感じだろうか? 古代緑地は、北(北海道)への回帰意識を示すもので、よく出てくる言葉「砂漠」「海鳥」「夜目」は 古代緑地に関係していると思う。古代の緑地を掘りおこそうという詩の方向性や自分を超克する手段か何かだろうか? 「詩人は 言語によって垂直に立つ」という言葉は 古代緑地と関係あると思うが 理解困難 半目微笑については 厳しさと愛、自己の中の神など 矛盾するものの同時同存を意味していると思うが、白鳥古丹と古代緑地は矛盾しない存在なので、半目微笑と詩の関係性について 理解できなかった 〈参考〉 詩は何ものにも支えられない虚空の実存である〜その絶対は無重力の虚空に浮かぶ孤独な船となる 絶対の採取の現場は、目の前の白い紙であり、自身の内に広がる砂漠である 詩は自己の内なる神と語る形而上学である〜神は実体ではない、個人的な垂直の体験である あるはずの、ない土地。ないけれど、たしかにある土地。それは詩人にとってのふるさと〜架空のふるさとを求める われわれには頼るべき確実なものは一つもない、あるのは砂のような虚無感、自然の混沌だけである〜砂の下にこそ掘りおこすべき化石が眠っている〜砂漠はかっての緑地である 半目と微笑は、静止しながらの飛翔を、存在していないのに存在しなければならない古代緑地を、許容するための装置

Posted by ブクログ

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