1,800円以上の注文で送料無料

映画行脚
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

映画行脚

池波正太郎(著者), 淀川長治(著者)

追加する に追加する

映画行脚

定価 ¥1,760

¥825 定価より935円(53%)おトク

獲得ポイント7P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/
発売年月日 2004/05/10
JAN 9784309016320

映画行脚

¥825

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2013/11/16

女性的で自然体な神戸っ子 淀川長治と、男性的で構え重視の江戸っ子 池波正太郎。 生まれも性格も異なる巨匠二人からどんな談義が飛び出すか。 映画で結ばれた二人の映画談義。 二人は映画を介し急速に親しくなり、後に冷めていったそうだが、 さもありなん。 始めは年長者に気を使っていた池...

女性的で自然体な神戸っ子 淀川長治と、男性的で構え重視の江戸っ子 池波正太郎。 生まれも性格も異なる巨匠二人からどんな談義が飛び出すか。 映画で結ばれた二人の映画談義。 二人は映画を介し急速に親しくなり、後に冷めていったそうだが、 さもありなん。 始めは年長者に気を使っていた池波が、常に自然体で言いたい放題の淀川に対し、 徐々にタメ口になり、不快感を表し、呆れていく様が、対談から感じられる。 8歳9歳の頃から映画を観続ける二人は、映画知識が大変豊富で、 “俺はここまで知ってる大会”の様相を呈することもあるが、 淀川が池波を挑発したりで娯楽性を保つ。 二人とも映画には幼少時の“親・家族との絆”のようなものがあるようで、 映画への執着と愛情が感じられた。 兎に角「フェリーニのアマルコルド」が二人のお勧めで、 フェリーニの描くイタリアからは、昔の日本の下町の空気感が感じられるとのこと。 山田洋次監督との鼎談では、 ハッピーエンド談義「ラストに“救い”があるから、人は映画を観に行く」と、 主役の登場の間合談義が面白かった。 ※イタツキ→天気予報→秋葉の火祭→大変だ→主役登場「待ってました!」 いつも長屋の大家さんのような池波正太郎が、 年上の淀川長治相手に珍しく“らしさ”を発揮できない感じが 珍しくもあり面白い対談でした。

Posted by ブクログ

2009/04/19

この二人の対談はおもしろく絡み合ってよい。 「もう時間ですよ」と誰も止めなければ、 いつまでも大好きな映画の話をしていそう。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品