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神秘の島(第一部) 偕成社文庫3132
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 偕成社 |
発売年月日 | 2004/09/01 |
JAN | 9784036513208 |
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神秘の島(第一部)
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
冒険と無人島での生活物語でワクワクする内容だったが、あまりにも上手く行きすぎる感はあった。 ただ全体的に読みやすくどんどん物語が進行していくのでサクッと読めて面白かった。
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「科学とは、人生で直面する困難に立ち向かうツールなのだ」ということを自分自身が認識したきっかけの本です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『神秘の島』第一部 1875年作、ジュールベルヌの晩年の作品である。最初は遭難ものなのだが、ロビンソンとちがって、気球で遭難するから、高度をあげるために、ほとんどすべての物を投げすててしまい、文明の利器はまるでない。徒手空拳である。 主人公はオッサンが多く、鉄道技師・新聞記者・水夫・技師を慕う解放奴隷、そして、博物学に長けた少年の五人と、猟犬一匹である。オッサンたちはアメリカ北部の出身で南軍の都市に捕虜になっていたり、軟禁されており、軍事連絡用の気球を奪って脱出したのだが、暴風にながされて、絶海の孤島にきてしまう。時代は南北戦争のまっ最中の設定である。 最初、島にたどりついたのは技師と犬をのぞく4人だが、技師が見つかってからは、もはや「遭難者」ではなく、「開拓者」になっていく。レンガ・陶器・鉄製品・ニトログリセリン・家具などを、ほんとうにいちから(鉄なんぞは岩石の採取から)作り出すところはなんとも興味深い。 第一部末尾ちかくにある地球冷却論は19世紀の熱力学のテーマである。ベルヌはフランス人だけど、『地底探検』はハンガリーの教授が主人公だし、『海底二万マイル』もアメリカのクジラから始まるし、『80日間世界一周』はイギリス人が主人公で、国際色豊かだなと思う。
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