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量刑(下) 長編推理小説 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2004/10/12 |
JAN | 9784334737603 |
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
上村岬の裁判を審議する神谷裁判官の元に、差出人不明のメールが送られてくる。そこには娘の真理を誘拐したことと、判決で死刑ではなく有期懲役刑を言い渡すことが指示されていた。 裁判がどんどんすすんでいくのかと思いきや、物語は予想もしない方向に進み、上巻とは一転して誘拐&脅迫事件へ...
上村岬の裁判を審議する神谷裁判官の元に、差出人不明のメールが送られてくる。そこには娘の真理を誘拐したことと、判決で死刑ではなく有期懲役刑を言い渡すことが指示されていた。 裁判がどんどんすすんでいくのかと思いきや、物語は予想もしない方向に進み、上巻とは一転して誘拐&脅迫事件へ。娘を無事に助けるために、裁判官が判決を左右してしまうのかどうか。裁判官としての使命と娘の命、どちらを優先するのか、神谷裁判官の心情がかなり丁寧に描かれていて、分厚い本だったのに一気に読み終えた。知らなかったのは、こういう事態になった時のことが、「刑事訴訟法」に載っていること。この小説のようなことが想定されて定められたんだろうか。
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裁判官の判決に至るまでのプロセスがよくみえた小説でした。 上巻を読み終わる頃は、物足りなさがありましたが、下巻に入るとラストまでは一気に読み終えた感じがします。 殺人事件の裁判官が娘を誘拐された後、減刑を要求されて、「裁判官」と「親」、ふたつの立場で苦悩する描写は、秀逸でした...
裁判官の判決に至るまでのプロセスがよくみえた小説でした。 上巻を読み終わる頃は、物足りなさがありましたが、下巻に入るとラストまでは一気に読み終えた感じがします。 殺人事件の裁判官が娘を誘拐された後、減刑を要求されて、「裁判官」と「親」、ふたつの立場で苦悩する描写は、秀逸でした。 裁判員制度も始まり、人が人を裁くということを改めて考えさせられました。 ただ裁判官同士の「合議」の際の専門用語、やっぱちと難しい。
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2006/06/08 tue 下巻も読み終わりました。合議ってこんな風に進められていくのね〜と初めて知ったんですが、それでもリアリティが感じられ、さらに奇想天外な展開も加味されていて面白かったです。真実を見極める難しさ、人が人を裁くこと、そして平成21年5月までに導入される裁判員...
2006/06/08 tue 下巻も読み終わりました。合議ってこんな風に進められていくのね〜と初めて知ったんですが、それでもリアリティが感じられ、さらに奇想天外な展開も加味されていて面白かったです。真実を見極める難しさ、人が人を裁くこと、そして平成21年5月までに導入される裁判員制度について考えさせられました。裁判官も人の子なんだよなぁ…
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