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危ない!「慢性疲労」 生活人新書
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危ない!「慢性疲労」 生活人新書

倉恒弘彦(著者), 井上正康(著者), 渡辺恭良(著者)

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危ない!「慢性疲労」 生活人新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会/
発売年月日 2004/10/08
JAN 9784140881217

危ない!「慢性疲労」

¥220

商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2019/08/15

”たんなる「慢性疲労」とは異なり、疾患名としての「慢性疲労症候群」(Chronic Fatigue Syndrome)について書かれた本。症状によって治療方法も異なるとのこと。引き続き、甲田さんの本も読んでみる予定。 <読書メモ> ・「慢性疲労」は、病気の一歩手前かもしれません...

”たんなる「慢性疲労」とは異なり、疾患名としての「慢性疲労症候群」(Chronic Fatigue Syndrome)について書かれた本。症状によって治療方法も異なるとのこと。引き続き、甲田さんの本も読んでみる予定。 <読書メモ> ・「慢性疲労」は、病気の一歩手前かもしれませんが病気ではありません。(中略)これに対して「慢性疲労症候群」は、完全に“病的な疲労”です。健康な状態でいた人が、ある日を境に日常生活に支障をきたすほどの極度のな疲労状態に陥り、その病的な状態が六ヶ月以上続いた場合にこの疾患名が付けられます。(p.4) ・疲労はむしろ「セロトニンの低下」で説明されるようになりつつあります。(p.42) ・慢性疲労症候群診断基準(p.68)  大クライテリア(大基準)  1.生活が著しく損なわれるような強い疲労を主症状とし、少なくとも6ヶ月以上の期間持続ないし再発を繰り返す(50%以上の期間認められる)こと。  2.病歴、身体所見・検査所見で別表(省略)にあげられている疾患を除外する。   (後略) ・内科的な治療は、おもに1群と2群の患者さんを対象にして行います。基本治療となるのは、「補中益気湯」という漢方薬とビタミンB12(メチルコバラミン)、ビタミンC(アスコルビン酸)の服用です。(p.128) ★日常生活や労働などのパフォーマンスステータス(PS)(表4-02) (p.134)  PS0…倦怠感がなく平常の社会生活ができ、制限を受けることなく行動できる。  PS1…通常の社会生活ができ、労働も可能であるが、疲労感を感じることがしばしばある。  PS2…通常の社会生活はでき、労働も可能であるが、全身倦怠感のためしばしば休息が必要である。  PS3…全身倦怠感のため、月に数日は社会生活や労働ができず、自宅にて休息が必要である。  PS4…全身倦怠感のため、週に数日は社会生活や労働ができず、自宅にて休息が必要である。  PS5…通常の社会生活や労働は困難である。軽作業は可能であるが、週のうち数日は自宅にて休息が必要である。  PS6…調子のよい日には軽作業は可能であるが、週のうち50%以上は自宅にて休息している。  PS7…身の回りのことはでき、介助も不要であるが、通常の社会生活や軽作業は不可能である。  PS8…身の回りのある程度のことはできるが、しばしば介助がいり、日中の50%以上は就床している。  PS9…身の回りのこともできず、常に介助がいり、終日就床を必要としている。 ・慢性疲労症候群の治療法にはいくつかの選択肢があることはすでに述べました。しかし、そのどれもが一人の患者さんに対して必ずしも効果があるとは限りません。  (中略)  素人療法は絶対に避け、専門医による治療に従うべきでしょう。(p.137) ・「大阪大学病院に疲労を専門に診てくれる診療科があるらしい」  (中略)  「そんな病気があることを知っていれば、こんなに不安にならなくてもよかったのに……」と涙をならして喜んだのです。(pp.148-149) ・「本気で病気を治したいのなら、精神科での鑑別診断は、治療を決めていく上でも極めて重要なものですよ」。(p.155) ・どちらにしても、この病気は時間をかけてじっくりと取り組んでいく必要があり、あまり早い段階で結論を出さず、長い目で見ていくことが大切です。何ごとも焦りは禁物です。(p.190) <きっかけ>  慢性疲労症候群について知りたかったので。”

Posted by ブクログ

2013/09/07

この本は、慢性疲労症候群(CFS)についての外来診療を続けている数少ない医師の1人である倉恒先生の書籍である。 日々の疲労感で悩んでいる方、CFSの症状のについて知りたい方にとっては貴重な本の1つになるであろう。 「疲労」についての考え方について、健康的な疲れと病的な疲れの区分の...

この本は、慢性疲労症候群(CFS)についての外来診療を続けている数少ない医師の1人である倉恒先生の書籍である。 日々の疲労感で悩んでいる方、CFSの症状のについて知りたい方にとっては貴重な本の1つになるであろう。 「疲労」についての考え方について、健康的な疲れと病的な疲れの区分の説明をしています。それぞれ休息がキーワードになる。休息をとることで回復するのが健康的な疲れである。これに対して休息をとっても回復しない疲労が病的な疲れである。 私の中で病気が原因でかかってしまう疲労があることが発見でした。つまりは、疲れること自体が病気ということ。このことを知ることができただけでも読んで良かった本です。 ただ、本自体2004年発売の本なので少し古さを感じました。 新しい情報を加えた続編も出版してほしいと思える本でした。

Posted by ブクログ

2009/08/18

興味深い。 慢性疲労症候群(CFS)の方、疑いのある方は必見。 内容は、疲労のメカニズム解説とCFS解説のふたつ。 疲労のメカニズム解説についてはカタカナ用語が多いため、飛ばしたくなるやもしれません(笑) ですがCFSに関するウサンクサイ本が巷に溢れている昨今において、本書は...

興味深い。 慢性疲労症候群(CFS)の方、疑いのある方は必見。 内容は、疲労のメカニズム解説とCFS解説のふたつ。 疲労のメカニズム解説についてはカタカナ用語が多いため、飛ばしたくなるやもしれません(笑) ですがCFSに関するウサンクサイ本が巷に溢れている昨今において、本書は説得力を持つ方だと思います。 2004年に出ているのでちぃとばかし「最新」感はありません。(SSRIとか) とはいえ疲れに悩んでいる方は一読しておいて損は無いでしょう

Posted by ブクログ

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