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隻腕のサスラ 神話の子供たち 講談社X文庫ホワイトハート
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2004/10/05 |
JAN | 9784062557597 |
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隻腕のサスラ
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
【2】シリーズ2作目にして早、手に入れといて良かったぁと実感。前作から10年後の世界で、フェンリルがあまりにも登場しないので、どう前のストーリーと関わってくるのか疑問と期待とで面白かった。サラに近づく双子ちゃんとエリアス教授は思わせ振りじゃなく、ストレートに「君にこういう危険が迫...
【2】シリーズ2作目にして早、手に入れといて良かったぁと実感。前作から10年後の世界で、フェンリルがあまりにも登場しないので、どう前のストーリーと関わってくるのか疑問と期待とで面白かった。サラに近づく双子ちゃんとエリアス教授は思わせ振りじゃなく、ストレートに「君にこういう危険が迫ってるから私たちはこうしたい」と説明した方が近道だったんじゃないかなぁと。それじゃドラマにならないか(^_^;)調べたらサラの名前の由来、本当にそんな神話あったのね。北欧神話と共に興味深いです。
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- ネタバレ
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『神を喰らう狼』から、時と場所は変わって、サスラという女の子を中心に、物語はさらなる幅を見せる。 前作の中心人物であるフェン(フェンリル)のその後がチラチラと垣間見えながら、読者はサスラがあらがえない時の流れに巻き込まれていくのをひたすら追う。 無力感にさいなまれて、ただ暇を潰すように学校に通う、右腕を無くし父の作った義手をはめている少女サスラ。 この一冊に込められているのは、あらがえない運命のように思える出来事に巻き込まれた少女が、運命なんて信じたくない、そんなものはないのだと必死で闘っている姿。そんなもの、ないって信じたいよね。でも、私に襲いかかるコレはなんなのだろう――疑念は払えないまま、サスラはやむなく巣から飛び立つ。 ――以下、シリーズの感想(未読の方はご注意を。。。) じつは、『神を喰らう狼』を読了してすぐに本作を購入していたのだけれど、フェンリルが好きだったがために、なかなか手が出なかった。それが、本作を読んでからは引き込まれるように残りすべてのシリーズを読破してしまった。 キャラクターが魅力的なのはさることながら、クローンだったり、世界の汚染だったり、人間のエゴ、利己主義だったり・・・・・・魚住くんシリーズのとき並に、相変わらずのテーマのオンパレードだというのに、それがすんなりと物語に嵌まっていて、押しつけがましさとか、違和感がない。なにより、作者の思惑が全面にでないで、ちゃんとキャラクターを通して伝わってくるから、嫌みがないのだとおもう。 どれもが言い尽くされた感のあるテーマだけれど、キャラクターのそれぞれが、個々の立場から動いて、考えている。織りなす人間模様にもドラマがある。 見事だな~、と思った。 ファンタジー好き、軽く入り込める物語を読みたい人にはお勧め。 (ただ、挿絵が入るので持ち歩くのにはちょっと照れがあった・・・・・・)
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シリーズ2冊目。前巻の10年後!っていうのが驚いた。前巻で主人公だったフェンリルが、今回は脇にまわり、本作はサラ(サスラ)が主人公。今後フェンリルとサラ、この2人の主人公がどうやって出会い、話しを進めていくのか?。。。期待してしまう。
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