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ゴシックハート

高原英理(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2004/09/15
JAN 9784062125192

ゴシックハート

¥385

商品レビュー

4.1

27件のお客様レビュー

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2021/11/03

私がこの本を読了し、ここではない別のページに感想を投稿してから8か月程度経ちましたが、私の本棚は、ブクログを始めたばかりの頃とは、かなりの変貌を遂げました(笑)。澁澤龍彦や中井英夫、ハンス・ベルメール、恋月姫、清水真理、丸尾末広に谷崎潤一郎、江戸川乱歩、ポー、バタイユ、美術雑誌「...

私がこの本を読了し、ここではない別のページに感想を投稿してから8か月程度経ちましたが、私の本棚は、ブクログを始めたばかりの頃とは、かなりの変貌を遂げました(笑)。澁澤龍彦や中井英夫、ハンス・ベルメール、恋月姫、清水真理、丸尾末広に谷崎潤一郎、江戸川乱歩、ポー、バタイユ、美術雑誌「夜想」・・・・・・と、そのどれもが、この本で高原さんが取り上げていた‟ゴシック‟に関係するものばかりになったのです! 当時はよく分からず、ただゴシックという雰囲気のみですっ飛ばしながら読んでいたのも、今では少しずつ理解し、楽しんで読めるようになっています。そして、8か月たっても尚、これらゴシックの魅力に飽きを感じることはまったくないのです。澁澤龍彦やハンス・ベルメールに出逢うことが出来たのは、間違いなくこの本で、断言することができます、この本は私の人生を変えた! ‟ゴシックハート”を持つものとして、この本は私の永遠の聖書なのです!

Posted by ブクログ

2019/04/28

借りたもの。 ゴシック(ゴス)の精神を文章化した一冊。 文学、映画、音楽、コミックなど、昨今ではサブカルチャーに連綿と流れる、ダークな面を偏愛する精神の根底にはなにがあるのか、それに触れた人々が惹かれる理由を紐解いてゆく。 根底にあるのは誰もが持つコンプレックス、どす黒く渦巻く情...

借りたもの。 ゴシック(ゴス)の精神を文章化した一冊。 文学、映画、音楽、コミックなど、昨今ではサブカルチャーに連綿と流れる、ダークな面を偏愛する精神の根底にはなにがあるのか、それに触れた人々が惹かれる理由を紐解いてゆく。 根底にあるのは誰もが持つコンプレックス、どす黒く渦巻く情念など、否定しても消えない、人が抱える“負の面”を刺激し、それらの受け皿、その存在を肯定するような世界観であること。 是とされる道徳や美徳へのアンチテーゼ――抑圧された反発であったり、時にその欺瞞であったり――を指摘する。 全体を通して、身体的コンプレックスに起因するような指摘をする印象が強い。 人体改造(タトゥー、整形など現実的な物からフィクションまで)、異形、奇形などある種の極端な強調、人造美や両性具有などは究極の理想として、現れることを指摘。 世紀末の暗黒は、多くのものを受け止める優しい世界だった。

Posted by ブクログ

2017/06/04

しばらく前に読んだ『死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学』から芋蔓で読んだ一冊。『死想の血統』に関してはゴシック・ロリータに関してやや重心が置かれていたが、こちらはゴシック単一。どちらもゴシックを含むので内容的に重複している部分があるが扱っている作品が異なるため、興味があるなら...

しばらく前に読んだ『死想の血統 ゴシック・ロリータの系譜学』から芋蔓で読んだ一冊。『死想の血統』に関してはゴシック・ロリータに関してやや重心が置かれていたが、こちらはゴシック単一。どちらもゴシックを含むので内容的に重複している部分があるが扱っている作品が異なるため、興味があるなら両方読んで損はない。 語り口という点では『死想の血統』では論者「俺」が語りの前面に出ているが、『ゴシックハート』では一歩引いた静か。

Posted by ブクログ

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