リーラ 神の庭の遊戯

玄侑宗久(著者)

• 販売会社／発売会社: 新潮社/
• 発売年月日: 2004/08/30
• JAN: 9784104456055

商品レビュー

2024/08/03

2024年8月3日
リーラ
いいね。
まぶいは七つ、いや、無数?
まぶいは気づかぬうちに落としてしまう。
私の近くにも見える人はいる。
宮城さんと同類なのか。
神の庭
聞いてみたい

2023/01/19

まぶいが落ちてる…確かに…だからこそ病むトラウマになる心の傷になる。そしてそれが発生するのも浄化できるのも、偶然やなんとなくといった縁や環境で成り立つ。その波動で複雑に絡みあう。そして浄化できるのも神のリーラの仕業でありそれがリーラ。神の遊戯。遊戯なのだから、なんとなくで遊戯の世界を生きていこう、深く考えすぎず、こちらも遊戯の心で生きていくのがいい。どんな悲しみも神の遊戯で必ず浄化できる日が来るからそれまでわずかでも希望を秘めて生きて行こう。と勝手ながら感じた。
複雑で目に見えなくて結論が出なかったけど、こういうことかという、結論がでるまで、また読みたい本でした。

2014/11/02

氣、前世、沖縄の霊能者、
そんな神秘的で不思議な話と、
ストーカー、自殺、仕事の悩み、
離婚した父母の思いなど、
さまざまな現世的な話がからみあい、
どの人も、最後は自殺者への関わりと自省を通して
自らの「まぶい（魂のこと）」が浄化されていく様が
自然な形で描かれていました。
世の中を、ときどきはこうしてもう一歩
深く見ながら生きていけばいいのだと思えて、
とても希望が持てる小説でした。