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量刑(上) 長編推理小説 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2004/10/12 |
JAN | 9784334737597 |
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
上村岬は渋滞の中、車を走らせ焦っていた。私はこの「品物」を無事に届ければ役目は終わる。しかし道を間違えてしまった岬はさらに焦ったあげく、犬を散歩中の母娘を撥ねてしまう。動揺した岬は「品物」の持ち主・守藤秀人に電話。そして彼の指示通り、2人を車に乗せて運ぼうとするのだが・・・。 ...
上村岬は渋滞の中、車を走らせ焦っていた。私はこの「品物」を無事に届ければ役目は終わる。しかし道を間違えてしまった岬はさらに焦ったあげく、犬を散歩中の母娘を撥ねてしまう。動揺した岬は「品物」の持ち主・守藤秀人に電話。そして彼の指示通り、2人を車に乗せて運ぼうとするのだが・・・。 「品物」の中身はありきたりなもので格段驚きは無かったが、この岬の行動がいくら動揺しているといえど常軌を逸している行動の連続。結局岬は捕まって裁判にかけられてしまうのだが、責められて当然の部分。しかし自分をかばって罪が重くなるかもしれないのに、この守藤の言い分が終始自分勝手なうえに勘違い野郎と化していてイライラする。「自分が守ってやらなければ」って、誰のせいでこうなってるんだよ!さて後半、裁判の行方はどうなるか。
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裁判官の判決に至るまでのプロセスがよくみえた小説でした。 上巻を読み終わる頃は、物足りなさがありましたが、下巻に入るとラストまでは一気に読み終えた感じがします。 殺人事件の裁判官が娘を誘拐された後、減刑を要求されて、「裁判官」と「親」、ふたつの立場で苦悩する描写は、秀逸でした...
裁判官の判決に至るまでのプロセスがよくみえた小説でした。 上巻を読み終わる頃は、物足りなさがありましたが、下巻に入るとラストまでは一気に読み終えた感じがします。 殺人事件の裁判官が娘を誘拐された後、減刑を要求されて、「裁判官」と「親」、ふたつの立場で苦悩する描写は、秀逸でした。 裁判員制度も始まり、人が人を裁くということを改めて考えさせられました。 ただ裁判官同士の「合議」の際の専門用語、やっぱちと難しい。
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2006/06/01 tue 上巻を読み終わりました。夏樹静子を読むのは初めてでしたが、非常に読みやすく分かりやすい。付き合っている男のために、母子轢き逃げ殺人死体遺棄事件の被疑者として自分1人だけが逮捕され、裁判にかけられていく。上巻は結審までが記されている。これからどんな量刑...
2006/06/01 tue 上巻を読み終わりました。夏樹静子を読むのは初めてでしたが、非常に読みやすく分かりやすい。付き合っている男のために、母子轢き逃げ殺人死体遺棄事件の被疑者として自分1人だけが逮捕され、裁判にかけられていく。上巻は結審までが記されている。これからどんな量刑が女には待っているのか。これからどんな展開になるのか。下巻を読むのが楽しみ。
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