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青山二郎の話 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2004/09/25 |
JAN | 9784122044241 |
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青山二郎の話
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
小林秀雄や白州正子、大岡昇平や吉田健一といった錚々たる文化人たちと交流した稀代の趣味人・青山二郎のひととなりを示すエピソードを語ったエッセイです。 白州正子にも同様の回想録があるのですが、本書の著者はもう少し青山二郎という人物の重力から離れたところに位置して、冷静に観察している...
小林秀雄や白州正子、大岡昇平や吉田健一といった錚々たる文化人たちと交流した稀代の趣味人・青山二郎のひととなりを示すエピソードを語ったエッセイです。 白州正子にも同様の回想録があるのですが、本書の著者はもう少し青山二郎という人物の重力から離れたところに位置して、冷静に観察しているような印象を受けました。とくに青山の女性たちとの交流については、突き放した温かさとでもいったようなものが感じられました。本格的な評伝がいまだ存在しない青山二郎の人物を知るための一助となるように思います。
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宇野千代が青山二郎と交流のあった人を訪ね聞いた話と自身の記憶を頼りに書き綴った青山二郎の話。読めば読むほど青山二郎の奇天烈さにやられてしまい、一体どういう人だったのかますますわからなくなる。よほど魅力的な人だったのだろうなぁ
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「骨董は女と同じだ。抱いてみなければわからない―透徹した美意識に支えられた審美眼の主として、異彩を放ち続けた青山二郎。 その放蕩も含めて日常を見守った著者が、愛と尊敬と好奇心をもってささげるオマージュ。抑制されたやわらかな言の葉に、卓越したある時代の魂がたしかに宿る。」 (裏表紙...
「骨董は女と同じだ。抱いてみなければわからない―透徹した美意識に支えられた審美眼の主として、異彩を放ち続けた青山二郎。 その放蕩も含めて日常を見守った著者が、愛と尊敬と好奇心をもってささげるオマージュ。抑制されたやわらかな言の葉に、卓越したある時代の魂がたしかに宿る。」 (裏表紙の作品紹介より) 青山二郎の人を惹きつけてやまない様がとてもよく伝わってくる本でした。 個人的には、青山の最も愛した女性・和ちゃんを描いた部分がすごく好きでした。
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