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我々はいかに「石」にかじりついてきたか 日本フリークライミング小史
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我々はいかに「石」にかじりついてきたか 日本フリークライミング小史

菊地敏之(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京新聞出版局
発売年月日 2004/08/30
JAN 9784808308100

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2009/02/21

名(迷)著。 日本におけるフリークライミングの発展と その時のクライマ達の生の姿を 著者の恐ろしいまでの主観に基づいて 綴られた40年の歴史。 「ガメラ」こと菊池氏の毒舌が冴え渡る。 次から次へと、身近なクライマをこき下ろす 素晴らしい文章力は、さすが中根穂高氏と並び、 「日...

名(迷)著。 日本におけるフリークライミングの発展と その時のクライマ達の生の姿を 著者の恐ろしいまでの主観に基づいて 綴られた40年の歴史。 「ガメラ」こと菊池氏の毒舌が冴え渡る。 次から次へと、身近なクライマをこき下ろす 素晴らしい文章力は、さすが中根穂高氏と並び、 「日本三大嫌われ者クライマ」 の異名を持つだけの事はある。 RCC?のグレード表記について、 「VI級=お前にも登れる。VI級+=お前には登れない。俺だけが登れる。VII級−=俺にも登れないけど檜谷さんならたぶん登れる。」 と評したり、 アルパインに転向した山野井泰史氏について、 「アメリカに働きながら滞在し、おかしくなった。」 など、名言がびっしり詰まっている。 非常に内容が濃く、現在までの日本のクライミング界の 立役者達を余す事無く紹介できたのは、 氏のクライマとしての力量と 元雑誌編集者としての人脈が生きたからであろうと推測する。

Posted by ブクログ

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