1,800円以上の注文で送料無料

丸山真男と平泉澄 昭和期日本の政治主義 パルマケイア叢書19
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

丸山真男と平泉澄 昭和期日本の政治主義 パルマケイア叢書19

植村和秀(著者)

追加する に追加する

丸山真男と平泉澄 昭和期日本の政治主義 パルマケイア叢書19

定価 ¥4,180

2,970 定価より1,210円(28%)おトク

獲得ポイント27P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 柏書房
発売年月日 2004/10/25
JAN 9784760125845

丸山真男と平泉澄

¥2,970

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2012/05/07

久しぶりに面白いものを読んだ。 丸山真男と平泉澄を対比させたところに著者の慧眼がある。丸山真男と言えば戦後進歩主義の巨人であり、かたや平泉澄と言えば皇国史観の巨魁とされる。著者の言うように「丸山真男を読む者は平泉澄を読まず、平泉澄を読む者は丸山真男を読まない」 しかし、この両...

久しぶりに面白いものを読んだ。 丸山真男と平泉澄を対比させたところに著者の慧眼がある。丸山真男と言えば戦後進歩主義の巨人であり、かたや平泉澄と言えば皇国史観の巨魁とされる。著者の言うように「丸山真男を読む者は平泉澄を読まず、平泉澄を読む者は丸山真男を読まない」 しかし、この両極端に位置する巨人たちが同時代に何を考え、何をしようとしたのか。それを解き明かすのが本著である。 個人的には平泉澄に関する部分が抜群に面白かった。 ひとつ、平泉澄に関する記述を読んで感じたこと。 それは、「なぜ我々は歴史を学ぶのか」「歴史を学ぶということはどういうことなのか」ということ。 歴史を学ぶということは、知識を蓄えることではないとはよく言われるところだ。ならば、歴史上の人物の生き方足跡を辿ることが歴史を学ぶことなのか?否、それは単に歴史上の人物の生き方の知識を手に入れたに過ぎない。年表を覚えることと本質的に同じ行為だ。 思うに、歴史を学ぶとは全人格的な営みなのだろう。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品