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盛り場と不良少年少女 大正・昭和の風俗批評と社会探訪第2巻村嶋帰之著作選集第2巻
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商品詳細
内容紹介 | 内容:わが新開地. 少年及学生の自殺. 盛り場の誘惑と陥穽. 遺棄されたるチンピラの群. 網を張る不良児群. 何が彼を不良児にしたか. 紐育の被虐待児収容所を見る. 映画時代とその余殃. 映画校閲の効果. 少年映画の悩み. 映画街としての道頓堀、千日前. 道頓堀の考現学的研究. 民衆娯楽の王城『千日前』. 米国の民衆娯楽. 道頓堀の変貌. 解説:村嶋歸之の「顕微鏡的」視線について 坪内祐三著 |
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販売会社/発売会社 | 柏書房/ |
発売年月日 | 2004/10/25 |
JAN | 9784760126132 |
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盛り場と不良少年少女
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『わが新開地』(1922年、文化書院)のほか、少年犯罪や映画にかんする著者の文章15編を収録しています。 『わが新開地』は、新興の繁華街だった神戸の新開地についてのルポタージュです。賀川豊彦がこの書に寄せた序文のなかで「顕微鏡的研究」ということばを用いて著者のアプローチを表現し...
『わが新開地』(1922年、文化書院)のほか、少年犯罪や映画にかんする著者の文章15編を収録しています。 『わが新開地』は、新興の繁華街だった神戸の新開地についてのルポタージュです。賀川豊彦がこの書に寄せた序文のなかで「顕微鏡的研究」ということばを用いて著者のアプローチを表現しているように、考現学的な手法を取り入れて、細部に注目することで新開地の実態にせまろうとする試みがなされています。 少年犯罪にかんするルポタージュでは、資料の示す情報と著者自身が実地に見聞した事実を織り交ぜながら、主として繁華街における年少者による犯罪の実態を報告しています。また、不良少年たちとのかかわりが深いという観点から、当時の新興の娯楽であった映画について論じられている文章も多く含まれており、大正から昭和にかけての都市風俗に関心のある読者には興味深いのではないかと思います。
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