1,800円以上の注文で送料無料

セラピストの人生という物語
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

セラピストの人生という物語

マイケル・ホワイト(著者), 小森康永(訳者)

追加する に追加する

セラピストの人生という物語

定価 ¥3,520

¥2,750 定価より770円(21%)おトク

獲得ポイント25P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 金子書房
発売年月日 2004/03/25
JAN 9784760825981

セラピストの人生という物語

¥2,750

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2018/10/04

ナラティブセラピーの創始者ホワイトによるセラピスト自身の問題についての本。 セラピストでもなく、ましてやナラティブ・セラピストでもないのだが、コーチやファシリテーターとして人に関わるときの参考になるかなと思い、読んでみた。 また、ナラティブ・セラピーの事例は、子どもや家族関係...

ナラティブセラピーの創始者ホワイトによるセラピスト自身の問題についての本。 セラピストでもなく、ましてやナラティブ・セラピストでもないのだが、コーチやファシリテーターとして人に関わるときの参考になるかなと思い、読んでみた。 また、ナラティブ・セラピーの事例は、子どもや家族関係などの「問題」が多いので、いろいろ悩みはありつつも、一応、社会生活を営んでいる大人を対象とした本はヒントになるかも、というのもあった。 主としてナラティブ・セラピストを対象とした本なので、難易度は結構高い部分も多く、一部、ほとんどわからなかったところもあった。 一方、事例の紹介も多く、しかも「大人」の課題が多いので、自分にも「あるある」がたくさんあって、面白かった。 わたしにとって、なんといってもよかったのは、第11章の「ナラティブ・セラピーとポスト構造主義」のところ。 難解なホワイトが「この議論が必ずしも読みやすくはない」と書くぐらいだから、どんだけ難しいんだ〜、と思って読んだが、ほんと一つひとつの文章がクリアに伝わってきて、ずっと「そうだ、そうだ」とアグリーしながら読んだ。 ここ数年、コーチングやファシリテーションとかをやっていて、その基盤となる人間観みたいなのがなんか変だな〜と思うことがあって、「自己実現」系から、ユングとかの「全体性」系に自分の人間観の重心を移したんだけど、それでも、なんか納得できないものがあった。 この11章を読んで、数年間モヤモヤしていたのは、まさに「真実への意志」「抑圧仮説」「解放物語」の3点セットだったんだな〜と納得した。 自分のコーチングとか、ファシリテーションの基礎となる思想として始めて納得できるものを発見したという喜びがある。 この章は今後もしばしば読み直すことになりそうだな。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品