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妖怪といわれた男 鳥居耀蔵 鳥居耀蔵
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館/ |
発売年月日 | 2004/03/20 |
JAN | 9784093796279 |
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妖怪といわれた男 鳥居耀蔵
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
2017.09.30 学生時代に教授から名前を聞いていたので興味深く読んでみたが、ちょっと思い描いた人物とは違ったかな?
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※このレビューにはネタバレを含みます
最近気になって仕方なかった鳥居耀蔵の評伝です。 宮部さんのコレ読んで以来なんだけどね↓ http://booklog.jp/users/dolly001/archives/1/4101369321 江戸モノを読んだり見たりしてると、悪役キャラとして良く出てくる人なんですよね。 どーしても悪役キャラが気になるワタクシですw 鳥居耀蔵は、天保の改革の老中・水野忠邦の元で、目付や町奉行などを歴任した、江戸末期の幕臣です。 水野の懐刀っつーか、改革に伴う汚れ仕事・暗黒面方面を請け負っていました。 江戸の庶民、特に商人たちにとっては、鳥居の取り締まりってのは、恐怖政治みたいなもんでした。それくらい秋霜烈日だったんだね。しかも下手に頭がいいから、謀略とか上手いんだ! この人は南町奉行で、同時に北町奉行をやってたのが、遠山左衛門尉景元。つまり遠山の金さん。 庶民の味方であった彼と比較されちゃうせいもあるかもしれないけど、鳥居の悪名の高いのなんの。 当時の江戸の庶民から、名前と官名をもじって「妖怪」って呼ばれてたくらい憎まれていました。(ようぞう&甲斐守) 現在でも、評価の低さときたら、笑っちゃうくらいですわw 鳥居は水野の失脚と共に(この作品では、鳥居も水野の失脚に一枚噛んでるってことになってる)四国・丸亀藩お預けとなり、蟄居させられます。 とはいえ、しぶとく生き抜き、明治になってから76歳で亡くなってるんだから、ホントに喰えないオッサンだw この本では「何故に鳥居は狂気のように天保の改革に邁進したのか?」というあたりが主に述べられています。 鳥居は、実は朱子学の林家の血筋(先祖が林羅山)。もう頭から爪先まで朱子学漬けの人なんです。 だからやはり朱子学に基づいておる水野の改革理念にものすごーく同調しちゃって、出世欲はもちろん、使命感もバリバリに抱いちゃったわけで。 水野様ラブ♪ だったわけですな。 だから無茶ばっかりの天保の改革を、強引に武士にも庶民にも守らせようとした、というのが童門先生の理論。 きっとソレばっかりじゃないんだろうなあとは思うけど、理念の一致ってのは、鳥居の迷惑な情熱の一因ではあったでしょう。 一読しての個人的印象としては「頭が非常に堅い上、想像力の欠如したジャイアン」みたいな? いやあ、上司には絶対持ちたくないね^^; でも、悪役キャラとしては、ここまで信念を持ってワルをやってる人ってのは、やっぱ魅力的だと思うのよwwww
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鳥居耀蔵・・・ようかいと江戸末期の町民から恐れられた男 前に読んだ矢部定謙町奉行とは真逆の評価ですが 天保の改革を誰よりも幕府のためになると信念で動いた 男として描いています 非情に徹し、目的を遂行するためには手段を選ばなかった でも、童門 冬二さんの屁理屈にはうんざりしました...
鳥居耀蔵・・・ようかいと江戸末期の町民から恐れられた男 前に読んだ矢部定謙町奉行とは真逆の評価ですが 天保の改革を誰よりも幕府のためになると信念で動いた 男として描いています 非情に徹し、目的を遂行するためには手段を選ばなかった でも、童門 冬二さんの屁理屈にはうんざりしました 現代の政治家と官僚のような構図で描いたのが陳腐
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