中国人犯罪グループ 下見・実行・換金 中公新書ラクレ

森田靖郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 中央公論新社/
• 発売年月日: 2004/02/10
• JAN: 9784121501219

商品レビュー

2010/05/28

中国人マフィア実態。…

[文庫ＯＦＦ]

中国人マフィア実態。悪行で稼いだ金を浄化するシステムにおどろきました。こうした一部の人間の犯罪が国同士の交流を阻害しているという事実は許せません。

2014/10/06

中国人犯罪について知りたくて読書。

10年前の本なので、現状は変わっていると思われるが、昨今も中国人の凶悪犯罪は少なくない。

マクロ的には、中国人が経済的に豊かになれば日本への密入国や中国人犯罪は減少すると思う。しかし、同時に日本側も対策を講じる必要がありそうだ。

日常の安全が脅かされるのは、日本人にとって脅威だし、望む人間は誰もいない。国や警察は、中国、韓国、ベトナムなど各国それぞれの特徴をしっかりと研究して犯罪件数を減らすようにさらなる活躍に期待したい。

それにしてもどうして外国で凶悪犯罪に手を染めるのであろうか。日本語取得が思うようにいかないなどの挫折や日本社会に馴染めず孤独感などがそうさせるのか。もし、日本人が海外で同じような状況になっても犯罪に手を染める人間は、かなり少ないと思う。中国人、韓国人などその国特有のものなのか。それとも、経済格差が原因なのか考えさせられる。

日本で日本人以上に努力し活躍する中国人も多く知っているので中国人の凶悪犯罪のニュースを見ると無性に悲しくなる。

日本社会は、国や警察任せにせず、どうすれば外国人犯罪を減らすことができるのか真剣に考える必要があるのもしれない。

最後の結びで、外国人労働を規制することが、密入国や組織が地下に潜る温床になっていると述べられているが、一理あると思う。

例は少し違うが、韓国が2004年に売春を全面禁止して、売春街を閉鎖した結果、地下に潜り眼に見えない状況になってしまい、現在は、なし崩し的に売春街は復活している。その後、日本でも同じことがあり、インターネットを介するようなデリバリーヘル化している。

欧州のように合法化して、税金を課して管理することがいいことは一概には言えないが、反社会的勢力の資金源になることの抑止にはなっていると思う。同じことが外国人犯罪でも言えるのではないだろうか。

ニューヨークで実施された「ブロークン・ウィンドーズ理論」は飛行機の安全運行にも応用されている。凶悪犯罪と減らすためには落書きや空き缶の投げ捨てなど軽犯罪から減らしていく。もっと広く応用を考えてもいいかもしれない。

日本以外のたとえば、アメリカやヨーロッパ、タイ、台湾などの外国人犯罪情況と対策についても知りたい。

読書時間:約1時間

2007/02/21

最近目立つ中国人犯罪。その実態が知りたくて購入。中国人って、ベネッセが行った調査で、『他人の迷惑にならないように生きて欲しい』という質問にイエスと答える親が5％弱しかいないとか(日本は70％超)。そういう思想背景とか、あと、日本の刑法は軽いから捕まってもいいと思ってるからとか、罪を犯してもすぐくに高飛びすればいいからとか、色んな理由があって増えてるみたいですね、中国人犯罪。他のも外国人犯罪は増加してるみたいだし、日本のこれからが心配です。