何という愛

コーリー・テンブーム(著者), 岸本みくに(訳者)

• 販売会社／発売会社: いのちのことば社/
• 発売年月日: 2004/02/20
• JAN: 9784264021995

商品レビュー

2010/12/11

愛する人や子どもたちが死んでしまうとき。戦争や病が無常に襲ってくるとき。自分のささやかな幸せが奪われたとき。そんなときに、この本を読むことを勧めたい。この本を読めば、不幸と思える出来事の中に隠されている祝福を見ることのできる目を得ることができる。そして、神の愛に触れ、癒される。
コーリーは、迫害に負けずにユダヤ人を助け、そのことであの地獄ともいえるナチスの収容所に入れられ、そこから奇跡的に生還した。彼女の家族はみな収容所で死んでいった。コーリーは生きて出てこれたことが祝福なのではない。いつでも、どこにいても、どんなときでも、そう、それはたとえナチスの収容所の中であっても、神と共にいる平安を保つ秘訣を得たのだ。それが彼女の賜物であり、その賜物を持って、世界に神の愛と平和を伝えるメッセンジャーとして神に採用されたことが祝福なのだ。そうして、彼女は人々を羊飼いイエスの元に連れてきて、真の希望を与える。
私が世界で尊敬する三大偉人の一人だ。残りの二人は、中国への大宣教師ハドソン・テイラーと、インドの聖女マザーテレサ。しかし、その中で私が一番憧れ、目指したいと願うのは、コーリー・テンブームその人である。
彼女のように、試練と苦難を通して磨き上げた真の霊性を、私も得たいと願う。