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遠き山に日は落ちて 集英社文庫
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遠き山に日は落ちて 集英社文庫

佐伯一麦(著者)

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遠き山に日は落ちて 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 2004/10/19
JAN 9784087477504

遠き山に日は落ちて

¥385

商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2026/07/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者が離婚して、草木染作家と結婚した時期の日常を綴った私小説。初期作品のような衝動的で、破滅的な描写は見られないが、その一方で著者の周囲の人びとや風景を子細に、淡々と書いており、全体的に落ち着いた雰囲気となっている。解説でも言及されている文章であるが、本作p192は、人間の観察眼、心のゆとりを象徴しており、また著者自身が再度結婚して、新しい生活を獲得したからこそ書ける内容だと感じた。

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2023/12/30

 ドヴォルザーク「新世界から」第2楽章「家路」:「遠き山に日は落ちて」、佐伯一麦著、2004.10発行。斉木(1959年生まれ)(著者)と二度目の妻、河原奈穂(1965年生まれ)の蔵王の麓での暮らしを綴った書。斉木は作家、喘息持ちで月に一度仙台の病院に。仙台に4畳半のアパートを。...

 ドヴォルザーク「新世界から」第2楽章「家路」:「遠き山に日は落ちて」、佐伯一麦著、2004.10発行。斉木(1959年生まれ)(著者)と二度目の妻、河原奈穂(1965年生まれ)の蔵王の麓での暮らしを綴った書。斉木は作家、喘息持ちで月に一度仙台の病院に。仙台に4畳半のアパートを。奈穂は草木染の仕事、家庭教師のアルバイトも。読んでて、いつの間にか二人の追体験をしているような気持ちに。人情深い人たち、厳しいけどメリハリのある四季の移ろい、草木、野鳥、温泉、祭り、岩魚の骨酒、一斉掃除・・・。ほっとする作品です。

Posted by ブクログ

2023/12/10

小説家である主人公・斎木と草木染作家の妻・奈穂が、蔵王山麓で田舎暮らしをするなかで起きるささやかな出来事を淡々と綴った連作短編集。 作者佐伯一麦の実体験の中から生まれた小説のようだ。 とりたてて何が起きるというわけではないが、しみじみとしたものがある。 題名の「遠き山に日は落ち...

小説家である主人公・斎木と草木染作家の妻・奈穂が、蔵王山麓で田舎暮らしをするなかで起きるささやかな出来事を淡々と綴った連作短編集。 作者佐伯一麦の実体験の中から生まれた小説のようだ。 とりたてて何が起きるというわけではないが、しみじみとしたものがある。 題名の「遠き山に日は落ちて」はドヴォルザークの「家路」からとられた一節だが、この歌詞が表現するものと共通する世界が描かれている。 またこの歌のほかにもP・P・M(ピーター・ポール&マリー)が歌う「ライト・フィールド」も引用されており、それが主人公の今の心境を代弁していて、心に残る。 ちなみにそのページを写真で残しておいたので、興味のある方は読んでみてください。

Posted by ブクログ

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