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刹那の魔女の冒険 講談社ノベルス
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2004/02/05 |
JAN | 9784061823587 |
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刹那の魔女の冒険
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商品レビュー
2.3
6件のお客様レビュー
とりあえずこの本の書評を探しましたが、見つからず。一つだけ、非常に好意的な感想をメルマガで読んだのですが。 ……そうか? これ、面白いか? まあ、高柳が関田を苦手だっていうのも原因としてあるだろうが。(だって、この人の文章が好みじゃないんだもの。相変わらず、中三の男の子が一...
とりあえずこの本の書評を探しましたが、見つからず。一つだけ、非常に好意的な感想をメルマガで読んだのですが。 ……そうか? これ、面白いか? まあ、高柳が関田を苦手だっていうのも原因としてあるだろうが。(だって、この人の文章が好みじゃないんだもの。相変わらず、中三の男の子が一人称の割りに文章表現が親父臭い。「肉感的」とか。) しょっぱなからいきなり、この本には仕掛けがあって二通りの読み方ができると登場人物であるヴィッキーが宣言をする。 なんかね、もう、こういう形式はお腹いっぱいっていうか。清涼院とかが好きだけどさ、こういうの。成功している例を一回も見たことがないっていうのが問題だと思うのね。大抵、期待するだけ無駄。(昔は喜んでたんだけどなぁ。若かったんだねぇ、あのころは。) とりあえず反転。 ヴィッキーとその助手(というか語り手)が二組あって、そのレベルがごちゃ混ぜになっていたというオチ。片方は女子高生とその弟。片方は魔女とモンスタ。結局、犯人は魔女とモンスタの側で、フィクションの氾濫らしい。 ラスト、どっちがどっちか、よく理解できなくなってしまっている。複雑すぎるというよりも、思考の切り替えができない文章なんだと思った。つまりは語り手が変わっているはずなのに、全篇通して同じ感じなのね。(当然そうしてなきゃならないわけだが。) もうね、メタとか使い古されてるって感じ。どうしてもちゃっちい感じが出て、高柳はあまり好きではない。鯨統一郎の「ミステリアス学園」もラストそんな感じだったし。 語り役の子がヴィッキーを面白いくらいに崇拝しているのも、ちょっと引くよな。島田荘司の御手洗と石岡君みたい。いたるところでヴィッキーが凄くかっこよく(っていうのかどうか。とりあえず凄く有能であると)表現されているのも、鼻につく。そこまで書いてある割には、いたって普通なんだよ、彼女のキャラクタ。 そろそろ潮時か。(ってか、この終わりでヴィッキーシリーズを続けるのは無理だろ。) 追記。この作品に対して、氷川透が自サイトでなんだか擁護してる。前作の時も擁護してたが。 ……次作を待とうか。 04.02.23
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ヴッキーシリーズ第三弾。 雪の別荘での殺人!時計塔の中で殺人!学園祭のお化け屋敷で殺人! 結局二通り両方読みました。 なんでなんだろう。最後まで読むとテンション落ちるのは。 でも今回はヴィッキーと一緒に私もほろりときました。 そこだけはよかったー。
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……はい、綺麗に騙されました(笑)。 今回は、「本家ヴィッキー」も登場。虚構の世界に紛れ込んだり虚構が現実を侵食したり、というなかなかに破天荒な展開。しょっぱなの殺人シーンも凄すぎ(笑)。メタ的要素も強いので、一応はシリーズものの位置づけがなされているけれど、前二作とはがらっと雰...
……はい、綺麗に騙されました(笑)。 今回は、「本家ヴィッキー」も登場。虚構の世界に紛れ込んだり虚構が現実を侵食したり、というなかなかに破天荒な展開。しょっぱなの殺人シーンも凄すぎ(笑)。メタ的要素も強いので、一応はシリーズものの位置づけがなされているけれど、前二作とはがらっと雰囲気が変わっている。 二通りの読み方……たしかに。でも個人的には、これを「ヴィッキーシリーズ三作目」として、最初から最後まで読むのが良いと思う。もちろん、前二作も読んだうえで。そうすればなおさら騙される……かも。
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