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劇作ワークブック 戯曲の書き方を学ぶ13のレッスン
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劇作ワークブック 戯曲の書き方を学ぶ13のレッスン

ジャン=クロード・ヴァンイタリー(著者), 松田弘子(訳者)

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劇作ワークブック 戯曲の書き方を学ぶ13のレッスン

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本劇作家協会/ブロンズ新社
発売年月日 2004/04/12
JAN 9784893093172

劇作ワークブック

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2007/07/31

3つの要素「だれ」「どこ」「何」 「だれ」 中くらいの距離の人物 作者と近すぎると感情的になりすぎる 好ましい点と好ましくない点と両方入れること 複雑さと人間らしさ そのシーンなり戯曲なりが劇的であるためには、登場人物がコンフリクトに直面して いなければならない 観客が興味を...

3つの要素「だれ」「どこ」「何」 「だれ」 中くらいの距離の人物 作者と近すぎると感情的になりすぎる 好ましい点と好ましくない点と両方入れること 複雑さと人間らしさ そのシーンなり戯曲なりが劇的であるためには、登場人物がコンフリクトに直面して いなければならない 観客が興味を持てるのは、作家が選んだコンフリクトが具体的で、作家自身が個人的に興味を持てる場合(その登場人物にふさわしいというだけではダメ) 「どこ」 「なに」 作家が抱く全体的な感情のイメージ。夢で得たイメージを、起きている時も心の中に背景のように持ち続ける。そのイメージを分析せず、ただ、よく観察すること。理詰めで到達するテーマではない。「なに」のイメージには、書き手の興味をそそるもの、あるいは、何らかの謎がなければならない。 複数の人物が集まると、すぐに独自の関係性の世界が生まれる。「怒っている」「愛想がいい」など、登場人物の気分をあらかじめ決めないこと。そうではなくて、答えを探し出そうという気持ちで登場人物を観察し、彼らの間で展開する関係性のニュアンスを、見えるもの、聞こえる音、におい、手触り、味として捉えていくのである。無理矢理関係性を変えようとしてはいけない。自然に変わっていくのにまかせること。 ベケット なに:呼吸すること、あきらめないこと 登場人物に、自分の人生について一般論的なことを言わせないこと。ダイアローグを書く場合、観客の興味をつなぎとめておくためには、一般論は、具体的なこと50に対して1つが限度。登場人物は、絶対に「なに」について話し合わない(話し合うと「なに」の力が分散してしまう) ハロルド・ピンター なに:ある種の恐怖、相手に消されるのを恐れること 感情は、モノローグの中で解き放たれる。そこまで押さえつけられたことによって、ことさら力強く雄弁に、ほとばしり出る イヨネスコ なに:不条理となるまで押し進める 周囲の様子が不条理になっていくにも関わらず、登場人物は因習的な言動をかたくなに守っているか? ブレヒト なに:他人を食いものにする、人が人を利用するさまを見よ 異化効果 歌をつくる方法 「会話のスケッチ」の一節を何度も繰り返す。リズミカルな繰り返しから簡単なメロディが感じ取れたら、歌詞とメロディをそれに足していく チェーホフ なに:家庭、安住の地(同時にその逆の家庭がない、安住しないという意味も示唆している) 批評と創造を同時に行うと、停滞が起こってしまう。書く作業(創造的な、右脳の仕事)が終わったら、そこではじめて、推敲(論理的な、左脳の仕事)を始めること。その後、やりたければ、書き直したり書き起こしたりしてかまわない。劇作では、論理的な脳と直感的な脳は、同時にではなく交互に使う

Posted by ブクログ

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