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茶の箱
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茶の箱

赤木明登(著者), 安藤雅信(著者), 内田鋼一(著者), 長谷川竹次郎(著者), ヨーガンレール(著者)

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茶の箱

定価 ¥3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ラトルズ
発売年月日 2004/11/01
JAN 9784899770909

茶の箱

¥2,750

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2009/08/16

「取り合わせ」という異質のものを組みあわせることで、その響きあいを演出するセンスを愛でる日本の美意識がある。 例えば、西洋の食器は同じ柄と素材でシリーズとするような規則性を尊ぶが、日本料理は意匠がさまざまな食器を組み合わせて使う。 茶箱も、素材や意匠、作られた地域も時代もさま...

「取り合わせ」という異質のものを組みあわせることで、その響きあいを演出するセンスを愛でる日本の美意識がある。 例えば、西洋の食器は同じ柄と素材でシリーズとするような規則性を尊ぶが、日本料理は意匠がさまざまな食器を組み合わせて使う。 茶箱も、素材や意匠、作られた地域も時代もさまざまな異色のモノたちを、使い手が「取り合わせ」ることで、その粋や格をひそかに競い合うものであったそうだ。 私は茶道は無教養だが、日本の美意識のありようとしては理解できる。 これは現代の陶芸家や漆芸家、茶道具師、デザイナーが茶箱というコンセプトでコラボレーションした作品集。 一言ある作家が集まって、いくつかの茶箱シリーズを構成することは本来的な茶箱の概念(古今東西のものの取り合わせ)からは外れる挑戦である。(だから茶箱ではなく茶の箱なのだけれど・・・)、またヨーガン・レールの仕覆がひとつの茶箱シリーズの中では一応近似の意匠布を使っているのは、今時のコーディネートの概念を持ち込んでいてすんなりステキと思える。 これは使い手(コレクター)を意識した売り物ではあるけれど、さまざまなジャンルの作家がコラボするオモシロさに満ちて、ながめることの愉しさに酔える。

Posted by ブクログ

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