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哲学の課題 樫山欽四郎哲学論集 講談社学術文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2004/02/10 |
JAN | 9784061596368 |
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哲学の課題
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芦田宏直が哲学入門として勧めていた二冊のうち一冊。ちなみにもう一冊は吉本隆明『言語にとって美とは何か』。筆者はヘーゲル研究者でドイツ哲学を中心に講義形式で初学者向けに解説してくれる。どの哲学書も我流でしか読めていないため、解釈の妥当性を確認するために何度も往復したい書籍。 ヘーゲル:フランス革命の時代に有力であった啓蒙思想は自然主義=反歴史主義ともいえる。歴史と絶縁して新しいものが作れると思っていた。歴史的不平等を取り払えば本来の自然(平等)が現れると思っていたが、フランス革命をしてみると逆にナポレオンが出現し、王政復古となった。本来の自然というものは考えられた自然で、ある歴史性を持った思想でしかなかったことが明らかになった。
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