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代筆屋
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商品詳細
内容紹介 | 内容:名前も分からぬ人へ向けた恋文の書き方. 咲くよ桜. 過去に囚われず、未来に縛られず. 目を細めて、輝く水平線を. この際、はっきりとさせるために. でも死のうとは思わない. ラブレターのすすめ. 八十八歳のわたしより. 心境. 雪のかまくら |
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販売会社/発売会社 | 海竜社/ |
発売年月日 | 2004/10/16 |
JAN | 9784759308334 |
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商品レビュー
3.8
59件のお客様レビュー
主人公の「私」が依頼…
主人公の「私」が依頼人に成り代わり、相手に手紙を書く話。主人公はもともと小説家のはしくれなのだが、それだけでは生活できず、「代筆屋」として喫茶店レオナルドの上で生活している。この本は「依頼人と主人公の会話」と「主人公が代筆した手紙」の部分に大きくパートが分かれている。会話の部分は...
主人公の「私」が依頼人に成り代わり、相手に手紙を書く話。主人公はもともと小説家のはしくれなのだが、それだけでは生活できず、「代筆屋」として喫茶店レオナルドの上で生活している。この本は「依頼人と主人公の会話」と「主人公が代筆した手紙」の部分に大きくパートが分かれている。会話の部分はあくまで読みやすく、テンポが良い。手紙の部分は依頼人の代筆とは思えないほど、依頼人の心情を察した優しさと温かさが感じられた。この本を読んだ後は、あなたもきっと誰かに手紙を出したくなるはず・・
文庫OFF
売れない小説家が始めた代筆屋の仕事。吉祥寺のとあるカフェに舞い込む代筆依頼に応じて書いた手紙をめぐる10篇の物語。 恋文、遺書、謝罪文、祝い文、三行半など手紙の内容は様々だけど、手紙というものは人に思いを伝える手段であるとともに、自分の心の内を整理して前に進む手段でもあると感じ...
売れない小説家が始めた代筆屋の仕事。吉祥寺のとあるカフェに舞い込む代筆依頼に応じて書いた手紙をめぐる10篇の物語。 恋文、遺書、謝罪文、祝い文、三行半など手紙の内容は様々だけど、手紙というものは人に思いを伝える手段であるとともに、自分の心の内を整理して前に進む手段でもあると感じた。 優柔不断な自分を変えたくても変えられない女性、88歳にして夫に見切りをつけた妻、手紙で人生の最期を彩られた老女など、彼女たちのその後は手紙によってそれまでの人生よりも輝いていく。 それはきっと、メールやスタンプでは決して代わることのできないものに違いない。コスパ、タイパと何もかもが忙しない時代だからこそ、手紙でしか伝えられない思いがあるのだとしみじみ思う。 辻さんの優しい文章と相まって、ゆったりとした時間の流れに揺蕩うような読書でした。
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手紙っていいなぁと改めて思う。 字を書くことが少なくなったから余計に。 手紙を書きたくなるそんな1冊。
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