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古代研究(Ⅳ) 女房文学から隠者文学へ 中公クラシックス
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古代研究(Ⅳ) 女房文学から隠者文学へ 中公クラシックス

折口信夫(著者)

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古代研究(Ⅳ) 女房文学から隠者文学へ 中公クラシックス

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商品詳細

内容紹介 内容:女房文学から隠者文学へ
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2004/03/10
JAN 9784121600646

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2024/01/26

中公クラシックス 折口信夫  「 古代研究 Ⅳ 国文学篇 」 庶民の生活上の伝承を扱う民俗学において、著者が 国文学を扱う理由がわかる。著者は 神や神の言葉が 文学の始まりであり、文学が新たな庶民の生活様式を生み出していることを論じている ホカヒビト(流浪する宗教者)と出...

中公クラシックス 折口信夫  「 古代研究 Ⅳ 国文学篇 」 庶民の生活上の伝承を扱う民俗学において、著者が 国文学を扱う理由がわかる。著者は 神や神の言葉が 文学の始まりであり、文学が新たな庶民の生活様式を生み出していることを論じている ホカヒビト(流浪する宗教者)と出雲系の神に関する論考は面白かった。ホカヒビトは移動した土地で、村人を神慮のまま支配して国家を形成している。ホカヒビトは、オオクニヌシやスサノヲなどの出雲系の神に近い存在? 「人の世をよくするものは、協和ではなく優越であり、力ではなく智慧である〜智慧・仁慈・残虐は、パラドックスでなく、倭成す神の三徳」 「飛鳥の都以後奈良朝以前の、感情生活の記録が、万葉集である。万葉びととは〜此国土の上に現れた〜人の総てをさす」 「文学であると言う以上、永久性がなければならぬ〜神に関する口頭の文章のみが、永く久しく遣る力を持っていた。これ以前に、文学のおこる出発点は考えられない」

Posted by ブクログ

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