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野球型vs.サッカー型 豊かさへの球技文化論 平凡社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社/ |
発売年月日 | 2004/02/18 |
JAN | 9784582852141 |
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野球型vs.サッカー型
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野球型vs.サッカー型
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商品レビュー
3.2
5件のお客様レビュー
サッカーが好きな人に…
サッカーが好きな人にも野球が好きな人にも読んで欲しい本です。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
野球とサッカーのスポーツとしての面白さをさておいて、双方のリーグ運営の優劣を論じているのですが、著者でなくともJリーグの方に完璧に軍配が上がるとは当然ともいえます。正に西武までが身売り話が出るということはプロ野球機構のあり方に大きな問題があることを証明したものでしょう。著者は読売新聞の社長兼主筆氏という表現で度々野球界を牛耳ってきた人物を批判しています。そして「Jリーグに巨人は不要だ」と言い切った川淵氏の見識を誉めています。近鉄ファンとして長年苦渋を嘗めてきた私としては全く同感!と快哉を叫びたくなりました。野球とサッカーが明治初年に日本に導入されてからの歴史の違い、そしてその他のスポーツと企業との関係について論じた部分も。
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企業スポーツ的色彩の濃い野球と地域密着的色彩の濃いサッカーを対比させ、今後の日本のスポーツ文化の鍵はサッカー型であるという論。 とはいえ、選手の海外"流出"の点については、WBCを含めても大きな国際舞台が乏しい野球が競技レベルの向上を海外移籍のモチベーション...
企業スポーツ的色彩の濃い野球と地域密着的色彩の濃いサッカーを対比させ、今後の日本のスポーツ文化の鍵はサッカー型であるという論。 とはいえ、選手の海外"流出"の点については、WBCを含めても大きな国際舞台が乏しい野球が競技レベルの向上を海外移籍のモチベーションとするのも難しく、サッカーと同じ土俵で語るには些か厳しい。 随所に「サッカー万歳」感がやや滲みすぎていた部分は否めないものの、近代スポーツとしての両競技の成立過程のレベルにまで掘り下げて論を展開しており、丁寧な印象は受けた。 プロ野球界を牛耳るあのお方を「社長兼主筆」と表現している点には笑ってしまった。
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