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鬼降る森
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鬼降る森

高山文彦(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻戯書房/
発売年月日 2004/03/06
JAN 9784901998079

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商品レビュー

4

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2026/01/23
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※このレビューにはネタバレを含みます

故郷は、神と鬼の伝説が共存する里だった。 「この歓びと放心はなんだろう。胸の痛みはなんだろう。生まれ育った土地をめぐって、ケリをつけなければならないことがあった」。宮崎県高千穂。山頭火が「分け入っても分け入っても青い山」と詠んだ、著者の生まれ故郷である。川端康成をして「山川不老」と書かしめた、山高く谷深い里だ。「高千穂はどこにある」。そこにいるはずなのに、呆けた祖母がふともらした言葉がきかっけだった。道路が整備され、高千穂峡には巨大な橋が架けられ、国見ヶ丘には、巨大な神様の像が建っている今ではなく、「祖母が見ていた高千穂に行ってみたい」と思った著者が、故郷をめぐる。そこは、「天孫降臨」の神話と「鬼八」伝説が共存する、混沌と矛盾の里だった。大宅賞作家が、愛も憎しみも超越した感情で書き尽くした、渾身の風土記。(アマゾン紹介文) 家族史を織り交ぜた地方史。

Posted by ブクログ

2019/05/19

ただその雰囲気に惹かれて、いつかは行きたいと思っていた高千穂だったけれど、その前にこの本が読めて良かったと思った。 故郷、そこに帰る意味とか、あまり場所に執着しない私には馴染みのない感覚だったけれど、本当は皆持って生まれた故郷への思い、どこかは分からないけれど帰りたいと思っている...

ただその雰囲気に惹かれて、いつかは行きたいと思っていた高千穂だったけれど、その前にこの本が読めて良かったと思った。 故郷、そこに帰る意味とか、あまり場所に執着しない私には馴染みのない感覚だったけれど、本当は皆持って生まれた故郷への思い、どこかは分からないけれど帰りたいと思っている場所があって、私はもしかしたら高千穂を、そのような場所の象徴として捉えているのかもしれない。 日本神話からそこはかとなく漂う血生臭さというか…人間の醜さが浮き彫りになる純粋さが、この本を読んで感じられました。 鬼、神楽、祭り子。 来たるべきときに、必ず高千穂に行こうと思う。

Posted by ブクログ

2015/10/15

天孫降臨の地、神話の里として知られる高千穂出身の著者が、天孫族の視点ではなく彼らに敗れた者たちとその末裔の視点から、神話やこの地に伝わる鬼伝説を読み解いていくエッセー。 第二章までの、すっかり呆けてしまった祖母が「わたしを高千穂に連れてってくれんね」と高千穂にいながら高千穂を求...

天孫降臨の地、神話の里として知られる高千穂出身の著者が、天孫族の視点ではなく彼らに敗れた者たちとその末裔の視点から、神話やこの地に伝わる鬼伝説を読み解いていくエッセー。 第二章までの、すっかり呆けてしまった祖母が「わたしを高千穂に連れてってくれんね」と高千穂にいながら高千穂を求めるところは涙を流しっぱなしだった。高い山と深い谷に囲まれた高千穂も時代の流れには逆らえず、山を切り開かれ道路を通され結果湧き水も枯れ「高千穂」ではなくなってしまったのである。 実際に高千穂に行ってみると、旅行者から見ればまだまだ山深い自然の地なのだが、この本を読むと一昔前の高千穂はそんなものではなかったことがよくわかる。 山と谷と川にすっかり隔絶され、「失われた世界」を彷彿とさせるような独特な世界だったのである。 さて、高千穂は神話の里であり神々に由来する様々な場所や物が多くあるのだが、それにもかかわらずこの本では日本神話の神々、天孫族は端的に言えばワルモノである。その代わり天孫族に退治されたとして伝わる鬼、鬼八が先住者で後からやってきた天孫族と争って負けた哀れな敗者として好意的に描かれている。 これは意外な解釈であり感心した。少々こじつけ感があるし、至る所に出現する「恨」の概念は首を傾げたくなるものだったが、それにしてもあの高千穂で反天孫族視点の物語が語られるのは面白い。 ちなみにこの本は、以前高千穂に旅行した際に出会った人々に本が好きだと話したところ、皆口を揃えて「それなら高山文彦さん知っているだろう、鬼降る森の」と言われたことをきっかけに買い求めた。不勉強な私は著者のこともこの本のこともその時まで知らなかったのだが、この作品と出会えたのが現地の人々の薦めだというのはなんだかあたたかい心持がする。

Posted by ブクログ

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