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父の文章教室 集英社新書
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花村萬月(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 2004/12/22
JAN 9784087202724

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商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2010/05/28

自伝です。小さいころ…

自伝です。小さいころの話。お父さんの早期教育。すごいなぁと感じました。

文庫OFF

2017/12/18

花村萬月流の素養の遍歴と言った感じ。現役作家の素養の遍歴を開示することが、読者にとっての参照点になるのかなという感じ。花村さんの思う小説とか文章を成り立たせるものはなにかを変に謙遜すること無くスパッと言っていてスッキリする。反撥してもいいと思うし、頷いてもいい。個人的にはわかりや...

花村萬月流の素養の遍歴と言った感じ。現役作家の素養の遍歴を開示することが、読者にとっての参照点になるのかなという感じ。花村さんの思う小説とか文章を成り立たせるものはなにかを変に謙遜すること無くスパッと言っていてスッキリする。反撥してもいいと思うし、頷いてもいい。個人的にはわかりやすくて面白かったかな。

Posted by ブクログ

2016/04/24

「ほう、花村萬月は幼少の頃父親から文章の英才教育をうけていたのか」という興味からこの本を買うことにしたのだと思う。彼の著作はこれまでに芥川賞受賞作「ゲルマニウムの夜」を読んだだけなのだが。実は花村萬月とは同じ年の生まれながら、自分と交差するところはほとんどないといって良い。これは...

「ほう、花村萬月は幼少の頃父親から文章の英才教育をうけていたのか」という興味からこの本を買うことにしたのだと思う。彼の著作はこれまでに芥川賞受賞作「ゲルマニウムの夜」を読んだだけなのだが。実は花村萬月とは同じ年の生まれながら、自分と交差するところはほとんどないといって良い。これは素直な感想であり彼が好きか嫌いかとか彼の文章に共感するかしないかといった事とは問題を異にする。自分とは異次元で生きているような人のように思えてならない。そしてその訳がこの本の萬月とその父の関係の記述で少し理解できたようにも思えた。 彼の父は明治生まれだった。彼はあまりこのことを強調しないが、私にはどうもこれが彼の特異点その一を形作る元だったのではないかと思う。明治生まれの年代の価値観や子への接し方がそもそも今の年代の親とは基本的に違っていたのではないだろうか。萬月の父親はかなり自分本位の生き方をしている。子への教育は自己満足のためだけに施される。「この子に良かれ」などとはみじんも感じていないかのようですらある。萬月は短い期間ながらこの親の薫陶を受けた結果、ゆがめられたという実感を持ちながらも特異な能力を身に付けてしまう。それは萬月に資質があったからではあるが、有無をいわせぬ押しつけという今日の学校教育では否定されたやりかたが効果としては絶大であることを示しているともいえる。花村はしたがって、教育の本質は個人の人格への介入であり決して人間の善意によるものではないと喝破する。英才教育の本質は価値の押しつけであり、それを受ける側に一定の能力がなければそれは虐待を施すことになる。子への愛情は押しつけがましくなればなるほど虐待に近づく。裏を返せば、他人に良かれという思いが強いほど人は自分勝手になっていくということもいえる。花村という異次元の人の目をとおしてみれば、現代の教育に対する通念がはなはだおかしなことになっていることが見えてくる。

Posted by ブクログ

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