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リーディングズ 都市と郊外 比較文化論への通路
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商品詳細
内容紹介 | 内容:都市論は今. <都市論>とは何か:都市のドラマトゥルギー 吉見俊哉著. 術語集 中村雄二郎著. 記号学と都市の理論 ロラン・バルト著 篠田浩一郎訳. 十九世紀パリ論の成立:人間喜劇 ジュディス・ウェクスラー著 高山宏訳. パリの聖月曜日 喜安朗著. 都市の想像力:パサージュ論 ヴァルター・ベンヤミン著 今村仁司ほか訳. ユルバニスム ル・コルビュジエ著 樋口清訳. プレシジョン ル・コルビュジエ著 井田安弘,芝優子訳. パリ郊外(バンリユー)とは何か:<パリ写真>の世紀 今橋映子著. 子午線を求めて 堀江敏幸著. 英米系郊外(サバービア)の言説:ブルジョワ・ユートピア ロバート・フィッシュマン著 小池和子訳. 都市のコスモロジー オギュスタン・ベルク著 篠田勝英訳. 江戸・東京論の未来と<郊外>:都市論の現在 陣内秀信著. 東京の空間人間学 陣内秀信著. 都市空間のなかの文学-山の手の奧 前田愛著. 東京郊外への視角:都市への からの視線 若林幹夫著. 都市空間のなかの文学-空間の文学へ 前田愛著. 『忘れられた帝国』(島田雅彦著)解説 宮台真司著. |
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販売会社/発売会社 | NTT出版 |
発売年月日 | 2004/12/11 |
JAN | 9784757140769 |
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リーディングズ 都市と郊外
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今橋先生は、東大の比較文化の先生。 この本は、論文の導入部門をまとめた学生用の入門書で、法学部でいうと判例百選のようなものか? 興味をもったら、原典をちゃんと読めということなので、独学者にとっては読書案内。 今橋先生はバックグランドが文学部のようで、かつ、自分は不案...
今橋先生は、東大の比較文化の先生。 この本は、論文の導入部門をまとめた学生用の入門書で、法学部でいうと判例百選のようなものか? 興味をもったら、原典をちゃんと読めということなので、独学者にとっては読書案内。 今橋先生はバックグランドが文学部のようで、かつ、自分は不案内なパリとの比較が多いので、ちょっととまどう。 しかし、がまんして読んでいくと、印象論として気付くことあり。 (1)パリの郊外は、城壁都市の外側、無秩序、乱雑というイメージがあるのに対して、アングロサクソンの系統は、郊外は田園都市という明るいイメージがある。(p256) (2)ル・コルビジェは、文章が扇情的でうまい。例えば、「都市は仕事の道具である。」(p143) ル・コルビジェの超高層、幾何学的な都市は、森ビルの会長ぐらいしか最近主張していない気がするが、それでもあらためて『ユルバニスム』の導入部を読むと、なんか説得力、元気になるような気がする。このパワーが一世を風靡した一つの要因だろう。 (3)オギュスタン・ベルクは、ハワードの田園都市論のついて、「随所に革命的とも思えるおもむきをみせているが、しかし、本質において、既存の社会システムの枠内で実現可能な具体的方策にしか関心がなかった。」(p314)と評している。 いよいよ、よみにくそうなハワードの田園都市をよまねばならないな。 参考文献としては、磯田光一『東京の原風景』、槇文彦『見えがくれする都市』、鈴木博之『東京の「地霊」』。
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