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張形と江戸をんな 新書y
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張形と江戸をんな 新書y

田中優子(著者)

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張形と江戸をんな 新書y

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 洋泉社/
発売年月日 2004/03/22
JAN 9784896918045

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張形と江戸をんな

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商品レビュー

3

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

この作者の本全てに言…

この作者の本全てに言えることですが、少々江戸時代の女性の「自由」を理想化し過ぎ。気を付けて読みましょう。

文庫OFF

2018/06/03

春画を通して「江戸時代までの日本の性は豊饒」だと結びつけるのは短絡に思える。ある種江戸幻想(思いこみ)を語っているに過ぎないと思う(芸のある「語り手」であることは認められるけれど)。個人の認識にかかる問題であるが自分の生きた時代の多様性を知るものは「知り得ない」ということを知った...

春画を通して「江戸時代までの日本の性は豊饒」だと結びつけるのは短絡に思える。ある種江戸幻想(思いこみ)を語っているに過ぎないと思う(芸のある「語り手」であることは認められるけれど)。個人の認識にかかる問題であるが自分の生きた時代の多様性を知るものは「知り得ない」ということを知った人間であると自分は思う、江戸時代のほんの一現象(張形)はただそれだけことである。江戸時代を生きた人間の風俗(表層=春画)の特異なそこだけを注視しても江戸に生きるものの閨のありようはさまざま。定規でヒトの心奧の深浅は測れない。

Posted by ブクログ

2017/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2004年(底本「張形―江戸をんなの性」1999年)刊。著者は法政大学社会学部教授。春画満載、フォント大の各章表題の煽情性(例えば「女のマスターベイションを描く文化」「後家さんと張形」「春画の最高傑作、蛸と海女の交情」等)のため通勤中に読むのが躊躇われた。いや読めなかった…。これら春画に描かれる張形と春画内の書入れを描述し、時期による変遷も踏まえ、近世期においても女性主導の性の面もあったという帰結を導き出そうとするのが本書。ただ、男性から見れば張形を春画で描くのは、男性の視覚的性を念頭に置いている感ある。 しかし、これと異質な女性目線は新鮮(かつ、互形の存在は著者に有利な物証)。一方、著者の言うように、張形が庶民も目にする春画に相当数描かれていたことは世界的に見て特異。これは日本文化のある種の特性を明示とも。台詞とオトマトベだけで近世期は”あの”シーンを描写しえている点、張形が武家屋敷の古井戸から多く出土するケース(高価だが広範囲な流布)には驚き。奥女中や後家が春画の主人公になるのは、現代の未亡人やメイドを対象とするのと似た記号化かも。時代を超越する性の深奥の一端を覗ける一書か。

Posted by ブクログ

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