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生き物として、忘れてはいけないこと 次代へ贈るメッセージ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | サンマーク出版 |
発売年月日 | 2004/12/25 |
JAN | 9784763196132 |
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生き物として、忘れてはいけないこと
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
一編の評論集としても、 一編の詩としても、 一編の哲学書としても、 読むことができる 生きてきたこと全てが 注ぎ込まれた「言葉」は 心に沁みてくる
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日本に長く滞在して日本名ももっていて、野性の中で長く暮らした経験から得た様々な彼女の思いを、日本の子供達、次世代の人たちに伝えるために著した本だという。 エルカさんは北部・中央アジア出身でシャーマンの教えを抱く部族の出身。長じてアメリカに渡りネイティブ・アメリカンと共に生き...
日本に長く滞在して日本名ももっていて、野性の中で長く暮らした経験から得た様々な彼女の思いを、日本の子供達、次世代の人たちに伝えるために著した本だという。 エルカさんは北部・中央アジア出身でシャーマンの教えを抱く部族の出身。長じてアメリカに渡りネイティブ・アメリカンと共に生きた後、現在は日本で暮らしている。 「自然」というより「野生」と共に生活をしてきた人で、人間を初めとしてすべての生き物が己の周りの命をもらって生きているという厳しさを、肌身から出た言葉で表現している。 「どんな生き物でもそのいのちをとるとき、掟がある。その生き物の霊に許しを得、その生き物の霊に贈り物を捧げ、そしてその生き物に恐怖や痛みを与えてはならない。そしてすばやくその命をとる」 「野生の森に入ったとき、たとえば人間の男はその森の一部となれずどこか動作がぎこちない。それが野生動物に恐怖感を抱かせるため、動物が近寄ってこない。だから原生自然の中で人間の男は動物の恐怖を呼び覚ますため、また逆に動物に襲われるのだ。女は生き物としてその輪の中に自然と入るので動物は女性を見ても怖がらない」 「植物だって痛みを感じている。人間から遠い植物を取ればいい、というのはエゴだ。同じ命なのだから」 「動物達は今日を生きるために必死になっている。今日足を挫けば食べ物を得られず明日には死んでしまう。死は決して遠い、概念的なものではなく日常の生のすぐ隣にあるもので恐怖するものでもない。人間は死が遠くなってしまったことにより日常の生の価値がわからなくなっている。そして死を恐怖するようになってしまった」 「生き物にとって死は当たり前のこと。肉体はまた分子になって次の生命の基礎になる。魂は輪廻転生して『生き直し』て向上していく。変化していくだけ。ただそれだけ」 「何のために働くのか」「どうして自殺してはいけないのか」「どうして人を殺してはいけないのか」「どうして学校に行かなくてはいけないのか」「なぜ男の人と女の人がいるのか」「なぜいじめがあるのか」などといった項目に分けて、上記のような文章で明快に述べている。 少年少女向けに書かれているようだけれども大人こそ読むべき本。 「男はいつまでたっても大人にはなれない。女は小さい時から大人である」という章が身につまされました^^。
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小学生から投げかけられた16個の質問。いつからか答えを探すことを放棄したものばかり。そして、その答えは、あっけないほどシンプルであると教えてくれる。「人」だけが、「生き物」であることを忘れちゃったのかなぁ。
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