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私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来
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私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来

アリス・ドムラットドレガー(著者), 針間克己(訳者)

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私たちの仲間 結合双生児と多様な身体の未来

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 緑風出版
発売年月日 2004/12/20
JAN 9784846104214

私たちの仲間

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商品レビュー

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2022/05/06

元気で仲良くやっている健康な結合双生児を緊急性もないのに手術で分離しようとするのは何故か?結合双生児に限って双子の片方を生かすために片方を死なせる選択があり得るのは何故か?問題があるのは子供たちではなく社会の方ではないのか?それはインターセックス等のマイノリティに関しても同様なの...

元気で仲良くやっている健康な結合双生児を緊急性もないのに手術で分離しようとするのは何故か?結合双生児に限って双子の片方を生かすために片方を死なせる選択があり得るのは何故か?問題があるのは子供たちではなく社会の方ではないのか?それはインターセックス等のマイノリティに関しても同様なのではないのか?と、身体の「正常化」と社会のあり方について矢継ぎ早に問いかけてくる本。 6本指の人が1本切除したとか聞いた時に「もったいない」と思う方の方には特に面白く読めるかと。

Posted by ブクログ

2017/11/06

結合性双生児を1人として数えると、テストやスポーツで有利になりすぎる。しかし2人と数えると不利になりすぎる、どちらにカウントするのが正解なのだろうと思った。

Posted by ブクログ

2014/03/30

 体の一部がくっついて生まれてきた双子についての本。  結合双生児は、「異常」なのか? 医者はなぜ結合双生児を分離したがるのか? 結合双生児は「奇形」ではなく「身体の多様性」の一部である。変えるべきなのは彼らの身体ではなく、彼らに注がれる人びとの目である、と訴える。  これは、結...

 体の一部がくっついて生まれてきた双子についての本。  結合双生児は、「異常」なのか? 医者はなぜ結合双生児を分離したがるのか? 結合双生児は「奇形」ではなく「身体の多様性」の一部である。変えるべきなのは彼らの身体ではなく、彼らに注がれる人びとの目である、と訴える。  これは、結合双生児だけに通じる視点ではなく、障害者問題やインターセックス(半陰陽)、性的少数派などの問題にも通じるものがある。黒人は知能が低いとか、女性は能力がないとか、そういうこともかつては身体的・先天的な問題とされていた。  「サトエリのようなボディになりたい」とか「ボディをデザインする」だとか……現代で「理想のボディ」を追究することは天下に認められた「善行」であるかのようだ。しかしそこには、身体に個性を認めず美醜ばかりを問題にして、果ては自分自身を身体から切り離してしまえる鈍感さを含有してないだろうか。読み進むに従って、そういう問題意識が自分をこの本に向かわせたのだろうと気づいた。もちろん、自分自身もそういうゆがみから逃れられているわけではないと思いつつ。

Posted by ブクログ

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