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ヘタな人生論より良寛の生きざま
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ヘタな人生論より良寛の生きざま

松本市寿(著者)

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ヘタな人生論より良寛の生きざま

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/
発売年月日 2004/04/05
JAN 9784309016238

ヘタな人生論より良寛の生きざま

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2022/01/12

作者の良寛好きがしみじみと分かる。 「静寂に閑居して、生きている実感 を研ぎ澄ます」(P64) 「清々しい静けさ、それだけが この世のくるいを直すんだ」 (P66加島祥造「老子」) 「煩わされるような物質に かかわらなくてすむ生き方、 欠乏するのを愉しむ生き方の中に ほんとうの安...

作者の良寛好きがしみじみと分かる。 「静寂に閑居して、生きている実感 を研ぎ澄ます」(P64) 「清々しい静けさ、それだけが この世のくるいを直すんだ」 (P66加島祥造「老子」) 「煩わされるような物質に かかわらなくてすむ生き方、 欠乏するのを愉しむ生き方の中に ほんとうの安堵がある」(P70) 「満足することを知るのが ほんとうの豊かさである。 努力をして行ないつづけるのが 目的を果たしていることである。 自分の本来のあり方から離れないのが 永続きするのである」(P79) ただ作者の私見私事を取り上げ 卑俗な話で注釈しすぎるきらいがある。 例えば 「一休の歌は臨済僧のどこか薄情で 捨て鉢なニュアンスがぬぐえない」 そう思わない人にとっては 鼻白むところもあると思う。

Posted by ブクログ

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