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フェイク
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 2004/03/30 |
JAN | 9784048735247 |
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フェイク
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商品レビュー
2.8
7件のお客様レビュー
都内の私立大卒業後、銀座のバーに就職する主人公。 恐喝の5奥円を、競輪の絶対当たらない車券で使わせる。 それ以外の車券が、全て万車券以上になる。 銀座のママののし上がっていく様子。 3000円ワインのラベルを貼り替えて、3万円のワインにフィエク。
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如何に金を儲けるかという欲求の先には、何故金を儲けるのかという自問自答を繰り返す思考が試され、現状に満足したり、妥協した時点で思考は止まってしまうものだと思いました。 ギリギリのところで金を儲け、もっと儲けたいという思考の裏には、やはり最後は怒りという感情が潜むのだと感じました...
如何に金を儲けるかという欲求の先には、何故金を儲けるのかという自問自答を繰り返す思考が試され、現状に満足したり、妥協した時点で思考は止まってしまうものだと思いました。 ギリギリのところで金を儲け、もっと儲けたいという思考の裏には、やはり最後は怒りという感情が潜むのだと感じました。 人間を行動させる源としては、欲よりも怒りの方が強く継続するのだと思いました。 楡周平はやはり面白いと思いました。
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平凡な青年が一攫千金を夢見ながら、ピンチをチャンスに変える物語。成功を手に入れるためには相応のリスクが付くことを記述しながらも、どこか非日常的な感覚が付きまとう。金に執着した登場人物たちが、誰も本性をあかさないまま物語は終わる。結局誰が一番得をし、損をしたのかはわからないが誰も本...
平凡な青年が一攫千金を夢見ながら、ピンチをチャンスに変える物語。成功を手に入れるためには相応のリスクが付くことを記述しながらも、どこか非日常的な感覚が付きまとう。金に執着した登場人物たちが、誰も本性をあかさないまま物語は終わる。結局誰が一番得をし、損をしたのかはわからないが誰も本当のことはわかっていないまま人生を終えることがフェイクの真実なのかもしれない。言ってみれば石田衣良の「波の上の魔術師」のダークサイド版といったところか。 残念だけど主人公が純粋すぎて、そして簡単に流されるところに楡氏独特の一本芯の通った人物達が出てくる話とは程遠く、割合あっさりと終わってしまった。主題がそもそも虚飾に満ちた裏社会なのでいたしかたないと思うのだけれど。
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