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爆撃機ロンサムレディー号 被爆死したアメリカ兵
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爆撃機ロンサムレディー号 被爆死したアメリカ兵

トーマス・C.カートライト(著者)

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爆撃機ロンサムレディー号 被爆死したアメリカ兵

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会/
発売年月日 2004/07/22
JAN 9784140808887

爆撃機ロンサムレディー号

¥1,155

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2012/02/04

終戦間際の広島に墜落した米軍の爆撃機、ロンサムレディー。 捕虜として投降した搭乗者は、東京に移送された2名を除いて被曝死した。 この本はロンサムレディーの生き残りである著者が過去を振り返った手記。 歴史の記録よりは手記・体験記の色合いが強い。 自分の生い立ち、軍に入ってからのこ...

終戦間際の広島に墜落した米軍の爆撃機、ロンサムレディー。 捕虜として投降した搭乗者は、東京に移送された2名を除いて被曝死した。 この本はロンサムレディーの生き残りである著者が過去を振り返った手記。 歴史の記録よりは手記・体験記の色合いが強い。 自分の生い立ち、軍に入ってからのこと、日本人との交流と来日。 米兵の被爆を知らせる本だけど、あまりそれがテーマという気はしない。 墜落して農民に会ったときのエピソードが象徴的だ。 「彼は驚いたのか明らかに震えていた。」「四五口径のピストルを持っていたことが、この人を警戒させた理由だったらしい。おそらく銃弾をピストルから抜いていたことを知らなかったのであろう」 知るかよ。 自分たちを殺しに来た相手が銃をもっていたら怯えるのは当たり前だ。弾が入っているかなんてわかるわけがない。 イラクでもベトナムでも、自分の国は正しいから歓迎されると思い込む米兵がいた。 銃を突きつけながら安心しろと要求し、(相手は自分を)信頼するべきだと信じて疑わない「アメリカらしさ」は連綿と続いているのだな。 私は歴史に疎いしナショナリズムも少ないほうだと思うんだけど、読んでいたら「鬼畜米英め!」という気分になった。英にはとばっちりだけども。 著者はWW2を経験した退役軍人で南部育ちのアメリカ白人男性だからその分を差し引いて考えるべき。むしろその条件で日本に来て広島を見て過去を知ろうとする姿勢は立派だ。 と考えたいんだけど、どちらかといえば、「原爆で友人を失って」核兵器に反対という立場でさえここが限界か、と感じる。 ありていにいえばうざい。時々ものすごくイライラする。 歴史と体験者の心情を知るという意味では読んで損のない本だと思うけど。 訳者は当事者といっていいくらいこの本の出来事にかかわっている人。内容を理解している人が訳したほうが良い場合は多々有るけれど、この文章は翻訳調で読みづらい。

Posted by ブクログ

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