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アメリカ帝国主義とはなにか こぶしフォーラム12
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アメリカ帝国主義とはなにか こぶしフォーラム12

レオ・パニッチ(著者), サムギンディン(著者), 渡辺雅男(訳者)

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アメリカ帝国主義とはなにか こぶしフォーラム12

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 こぶし書房
発売年月日 2004/12/20
JAN 9784875591887

アメリカ帝国主義とはなにか

¥770

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2012/02/01

資本主義には拡張と国際化へと向かう構造的な特質がある。 資本主義的世界秩序の戦後の再建とは、かつてのグローバリゼーションの失敗に対する主要資本主義諸国の側からの直接的な反応だった。 資本主義的帝国主義は経済段階論や危機論から直接導きだされるのではなく、資本主義国家論の延長上で理解...

資本主義には拡張と国際化へと向かう構造的な特質がある。 資本主義的世界秩序の戦後の再建とは、かつてのグローバリゼーションの失敗に対する主要資本主義諸国の側からの直接的な反応だった。 資本主義的帝国主義は経済段階論や危機論から直接導きだされるのではなく、資本主義国家論の延長上で理解されることが必要。 グローバル資本主義の中で現在アメリカが占めている中心的位置は構造と歴史の特殊な結びつきに支えられたもの。 アメリカの国家能力が発揮される対象は国内干渉主義的な目標から国際干渉主義的な目標へ変化した。 帝国主義観の対立という言葉は国家間の経済競争をその実態以上に誇張して表現している。 現在は他の資本主義諸国がまぎれもなくアメリカ帝国主義の体制下に組み込まれるに至ったことで、これらの矛盾は何よりも各国の幅広い正当性が迎えた危機として顕在化する。 現代のグローバリゼーションはアメリカ帝国主義のこと。 アメリカ帝国にとっての最大の危機はその勢力圏の中にある国家が、帝国権力に対して自己を切り離すことによって正当性を失うような事態である。帝国からそれらの国が離脱するようになるとすれば、それを引き起こすのは国内の社会勢力のバランスと、これらの国家の性質と役割の根本的な変化しかない。

Posted by ブクログ

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