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高度経済成長は復活できる 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2004/07/17 |
JAN | 9784166603893 |
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高度経済成長は復活できる
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 高度成長は石油ショックで終わったのではない。 田中角栄の登場で死んでしまった。 高度成長の主役は都市の製造業であったのに、都市が実現した経済成長の果実を農村に有利に再配分。 公共投資を「都市」から経済効率の悪い「地方」へ傾斜配分することで、地方から都市への人口移動の激減を招き、成長率の急激な低下をもたらしたのだ。 税制改悪、大店法、持ち家政策、年金、鉄道ネットワークなど、様々なキーワードを軸に独自の視点から日本経済を振り返り、古き良きあの高度成長を殺したのは誰だと告発しながらも、人を大都市圏に集めれば復活できると提言する。 [ 目次 ] 1 日本経済はどこで間違ってしまったか 2 誰が高度成長経済を殺したのか 3 実行犯は田中角栄 4 「弱者」をふやしたがる「黒幕」たち 5 「弱者」のための利権連合がつくった世界 6 高度成長は復活できる [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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保守的でなかなか改善されないことには、過度にでも偏った意見をださないと物事は動かない。その偏った意見が載っている本。刺激は得られる。
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本書は、田中角栄が「弱者保護」と称して都市の金を地域に再分配するシステムを作り出したことが成長率低下の原因だと主張する。たしかにそういう面はある(その典型が放送業界だ)が、これが田中個人による「社会主義革命」だというのは、短絡的にすぎよう。
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