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実朝を殺した男 『吾妻鏡』殺人事件
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実朝を殺した男 『吾妻鏡』殺人事件

楠木誠一郎(著者)

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実朝を殺した男 『吾妻鏡』殺人事件

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社/
発売年月日 2004/07/25
JAN 9784408592282

実朝を殺した男

¥220

商品レビュー

3

4件のお客様レビュー

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2022/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

歴史ミステリーのような感じでした。 現代のミステリー小説だと思って読み始めましたが、なかなか、歴史の文献調査が面白くて、興味深いものでした。 色々な人の書いた昔の文献を読み解く歴史研究も面白そうだなと思いました。 実朝は何故殺されなければいけなかったのか、公暁は何故実朝を殺したのかは、私も疑問でした。 後半は、段々と人間関係が壮大になってくるので、歴史初心者にはついていけず、置いてきぼりをくった感じでしたし、最後まで、財前さんは、あまり好きになれないキャラで残念。 以前に読んだ「炎環」をもう一度読み返したくなりました。今年2022年の大河ドラマが、面白く見られそうで楽しみ。

Posted by ブクログ

2020/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

実朝を殺したのは大江広元である(ネタバレ) 自分が疑われないために実朝に用心を忠告し 御ある土御門通親の遺命を(武家政権の滅殺) 引き継いだ後鳥羽上皇に従いを実行した ※大江親広(広元長男)は通親の猶子 作中の暗殺シーンで、義時が急に具合が悪く なり楼門で文章博士源仲章と供奉を交代した 怪しい、陰謀だなというのが本書の筋書きだ *官位の低い義時が控えたのが現実らしい とみると、歴史学のアップデートされてない 陳腐化した内容となる (´・ω・`)古いな

Posted by ブクログ

2015/07/25

突然ですが、歴史上の人物で気になるひとりとして、源頼家がいます。 この人の人生を調べたら、なんかたくさんドラマがありそうなんでワクワクするんですが、気になることが多くって、まったく手が回ってません。「修善寺物語」も読みたいし、芝居として見に行きたいんですけどねー。やってるのかな?...

突然ですが、歴史上の人物で気になるひとりとして、源頼家がいます。 この人の人生を調べたら、なんかたくさんドラマがありそうなんでワクワクするんですが、気になることが多くって、まったく手が回ってません。「修善寺物語」も読みたいし、芝居として見に行きたいんですけどねー。やってるのかな? というわけで、源三代は昔から気になる時代でありました。なので、タイトルの「実朝を殺した男」っていうのに惹かれて、父の本棚から拝借。 頼朝死亡の時代を含む3年間分が欠落している「吾妻鏡」の、その欠落分が発見されたことによって引き起こされる事件を描いている。 主人公は、歴史雑誌の編集者の男性と、鎌倉の大学で鎌倉時代を研究している大学助手の女性。 そのふたりの軽快な会話で、事件が進み、解決していくのをさらりと読める。 ストーリーに全く関係ない会話があったり、設定描写があったりするのはまあ、ご愛嬌か。 会話と、鎌倉時代の説明がメインなので、その文章の落差が少し激しい。 ヒロインの女性が、ストーリーを超越している神様的存在として、あれこれひらめくは、読者にも隠していた謎の事実を知っているなど、かなりギリギリの線を渡っている。もちろんストーリーが破綻していることはないのだが、「なんであんたそんなこと知ってんの」と苦笑してしまうような部分もあり。 殺人事件が2件起こっているのだが、なんとなくそんなに重大なことではないように思えてしまう、ライトな感覚の文章。 この時代に興味があるなら読んでみてもいいかもしれませんが、ミステリーを読みたい方にはオススメしません。

Posted by ブクログ

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