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元禄忠臣蔵(下) 岩波文庫
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元禄忠臣蔵(下) 岩波文庫

真山青果(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2004/12/18
JAN 9784003110126

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商品レビュー

3.3

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みんなの感想まとめ
  • 元禄忠臣蔵
  • 義士の献身
  • 忍耐と忠誠
  • 集団の美学
  • 個人の犠牲
  • 歴史的事件の再考
  • 冷静なリーダー
  • 義理と人情
  • 伝統と革新
  • 現代への教訓

物語は、赤穂事件をテーマにした連作台本の後半部分を描いています。昭和に書かれたこの作品は、歌舞伎の要素が少なく、伝統的な形式とは異なるため物足りなさを感じるかもしれませんが、その独特の魅力が際立っています。義士たちの行動は一見美しい忠誠心の表れであり、集団や国への献身が美化される一方で、個人の命や家族を犠牲にすることの危うさも浮き彫りにされています。特に、大石の冷静な姿勢が印象的で、他の浪士たちの浮かれた様子との対比が物語に深みを与えています。この作品は、現代の価値観とも重なり、仲間を守るために戦う姿勢が普遍的なテーマとして描かれています。再演される理由も納得できる、深い考察を促す一作です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2010/05/28

お家の再興の夢は破れ…

お家の再興の夢は破れ、男たちはついに立ち上がり主君の仇を討とうとする。

文庫OFF

2025/02/04

昭和に書かれた歌舞伎用の連作台本。いわゆる赤穂事件をテーマにした全十編のうち、後半の五編が収録されている。義太夫節による語りや、歌舞伎ならではの大立ち回りといった要素がないため、「歌舞伎」として捉えると物足りなさを感じるのは確かだろう。しかし、それを補って余りある、この脚本ならで...

昭和に書かれた歌舞伎用の連作台本。いわゆる赤穂事件をテーマにした全十編のうち、後半の五編が収録されている。義太夫節による語りや、歌舞伎ならではの大立ち回りといった要素がないため、「歌舞伎」として捉えると物足りなさを感じるのは確かだろう。しかし、それを補って余りある、この脚本ならではの独特の魅力があると感じた。現在もたびたび再演されるというのも、実際に読んでみて納得できた。

Posted by ブクログ

2021/02/11

上巻の感想で、当時、浪士たちに同情的であり、かつ仇討ちをしなければ武士にあらずといった世論が、恐ろしいものだと書いたが、誤解を恐れずに言えば、これはまさに、第二次大戦における例えば特攻隊に向かわせる(志願させる)圧力のようなものではないか。確かに、主君の恨みを晴らすべく立ち回る様...

上巻の感想で、当時、浪士たちに同情的であり、かつ仇討ちをしなければ武士にあらずといった世論が、恐ろしいものだと書いたが、誤解を恐れずに言えば、これはまさに、第二次大戦における例えば特攻隊に向かわせる(志願させる)圧力のようなものではないか。確かに、主君の恨みを晴らすべく立ち回る様は、望ましい、男らしい行いのように思われる。しかし、堀部安兵衛の討ち入り後の台詞にあったように、実はそれは本来守るべき家族や、自分の命を捨てる行為であって、「本来の人間の姿」ではない。 一方で、そういった集団とか、国というものに対しての忠誠心、自分を捨てて他者の為に行動するという姿勢を、どうしてもどこか美しいと感じてしまう自分がいるし、日本人がどんなに欧米化し、合理精神を身につけても、やはりどこか共通の認識として持ち続けている感覚なのではないかとも思う(完全に私見だが)。 それが証拠に、例えば少年ジャンプで人気の漫画を考えても、「仲間」なるものを守るため、命を顧みずに戦うではないか。もし、現代人が義士たちを笑うなら、少年漫画の主人公たちも、仲間という曖昧なものの為に戦ってはいけないはずである。もちろん、現代では崇拝の対象が「守るに値するか」というところまできちんと描いているのかもしれないが。 そして、仇討ちをしたらしたで、世間は手放しで褒めそやし、浪士たちも、ともすればどこか得意そうに和気あいあいとしている者もいる。そんな中、大石だけは淡々としており、浮かれるまいと水を差している。最後の場面で、疲れた、といっていたのは、心からの本心でないかと思った。 上巻で、大石のいう「冷熱二人」、役人としての心構えを述べているのも印象に残った。

Posted by ブクログ

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