![バスラーの白い空から](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001271/0012711014LL.jpg)
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バスラーの白い空から
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青土社/ |
発売年月日 | 2004/08/30 |
JAN | 9784791761364 |
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バスラーの白い空から
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
働きながら磨いていった柔らかな感性。 そのことを可能にした彼の高い知的能力。 私たちが失ってしまった「教育」の基本を憶い出します。
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大晦日の夜から元旦にかけて、この小さな短い本を再読した。ニュージャージー州、西アフリカ、バスラ、サンセバスチャン、東京と、商社員として過ごしたいくつかの場所での思い出が語られるが、それがどこであっても、時を経て切り取られた場面には静けさが漂い、月光のもとで白い花がそっと開くような...
大晦日の夜から元旦にかけて、この小さな短い本を再読した。ニュージャージー州、西アフリカ、バスラ、サンセバスチャン、東京と、商社員として過ごしたいくつかの場所での思い出が語られるが、それがどこであっても、時を経て切り取られた場面には静けさが漂い、月光のもとで白い花がそっと開くようなイメージが広がる。物語にさりげなく登場する、けれど、それでなくてはならないというような花の名―ハナミズキ、芙蓉、萩、山百合、リラ、ジャスミンによって、季節や空気のにおいが閉じ込められる。灼熱の港町バスラでさえ、著者がそこで生きた時だけでなく、かつての繁栄の時代や、白い鸚鵡を肩にのせたシンドバッドの足音と一緒に、読む者の心の中でゆっくりと解凍されてゆく。
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実に、読みやすい小説。心が洗われるような文体は、所謂、現代の純文学のあり方に対抗するかのような作品であった。
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