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代官の日常生活 江戸の中間管理職 講談社選書メチエ314
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代官の日常生活 江戸の中間管理職 講談社選書メチエ314

西沢淳男(著者)

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代官の日常生活 江戸の中間管理職 講談社選書メチエ314

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2004/11/10
JAN 9784062583145

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2015/03/14

出世欲、借金苦、危機管理ー代官もつらいよ。 賄賂を受け取り、過重な年貢を強いる悪代官。しかし、それは代官の実像を伝えているのか。増長する下僚に悩まされ、地震、飢饉などの危機に東奔西走。知られざる代官の素顔を明らかにし、幕府体制の礎を築いた江戸の中間管理職の悲喜交々を描く。(200...

出世欲、借金苦、危機管理ー代官もつらいよ。 賄賂を受け取り、過重な年貢を強いる悪代官。しかし、それは代官の実像を伝えているのか。増長する下僚に悩まされ、地震、飢饉などの危機に東奔西走。知られざる代官の素顔を明らかにし、幕府体制の礎を築いた江戸の中間管理職の悲喜交々を描く。(2004年刊) ・序 章 代官の虚像と実像 ・第一章 代官という仕事 ・第二章 代官から見た幕政改革 ・第三章 代官の転勤人生 ・第四章 江戸の代官 ・第五章 代官たちの危機管理 ・終 章 したたかな百姓と代官 江戸時代の幕府代官について解説。本書の始まりは新聞のコラムであったという。代官の概要を解説しているということもあり、広く浅い内容のなっているが、初期の代官頭の時代、世襲代官の時代、将軍綱吉時代の賞罰厳明策(職務怠慢などにより、世襲代官が粛清され、官僚機構における職として整備された)、享保の改革(門地家格にとらわれない登用や、役料の支給)、寛政の改革、天保の改革、明治維新など、どの様に役割を変えていったのかが分かりやすい。 時代劇のイメージと異なり、その裁量は狭い。いちいち江戸に伺いを立てなければならない。また、構造的な問題(役所の運営費が不足していることや、武家社会の身分費用など)から借金がかさみ、その返済のため公金を流用し、罪に問われるケースも多いことがわかる。 対してその下僚である手代の方が、不安定な身分ながら裕福だったのではないか、本書にも「駆け出しの出役などはは扶持が二人扶持、給料は四両・五両でございます。(中略)元締なら・・・三十両七人扶持までくれたのがございます」p192という証言があり、実際、代官所の下僚時代に蓄財し、御家人株を買い立身出世をとげた者もいる。 本書を読むと、代官の一番の仕事は、判断することであることが分かる。初期はテクノクラートとしての役割が重視されたが、後期となると、実務は下僚が握っており、代官は、下僚の監督や江戸への根回しなど、中間管理職としての役割を求められるようになる。 実際の権限は、下僚が握っているというのは、日本型組織を考える上でも興味深い。

Posted by ブクログ

2014/04/05

副題の通り、江戸幕府における高級官僚(旗本)の最下級の職務であった代官たちがどのような生活をしていたか、そのキャリアパスや将来はどういうものだったかという本。

Posted by ブクログ

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