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工作少年の日々
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工作少年の日々
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商品レビュー
3.5
16件のお客様レビュー
森博嗣のエッセイ。 多くのエッセイを出版している著者だが、その中でも特に適当に書いた感じ。 しかし、その中に著者の素が見えて楽しい(それも森博嗣の策略か?)。
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エッセイに対しては軽い文章というイメージを持っていましたが、その範疇にすらない軽いというかラフい文章だなというのが率直な感想。始めはその雑さが読みにくいかもと少し思いましたが慣れてくると特徴的な文体の崩し方もひとつのクセとして楽しくなっていきました。 工作系の内容ということで、...
エッセイに対しては軽い文章というイメージを持っていましたが、その範疇にすらない軽いというかラフい文章だなというのが率直な感想。始めはその雑さが読みにくいかもと少し思いましたが慣れてくると特徴的な文体の崩し方もひとつのクセとして楽しくなっていきました。 工作系の内容ということで、各章の開始には工具(例えばノギスやダイス・テーパリーマなど)の挿絵もあってちょっとワクワク。読んでいくうちに、ものづくりがしたくなってなってきます(なんとなく文章(小説)を書きたくなっているのではという気も少しだけ、いや勘違いかもしれないが)。 著者の設計に関する考えが好きだったので、次また読むときのためにちょっとメモとして文章一部とページを↓に。 ・デザインが「技」であるならば、アートは「芸」である。(P128) 【デザイン】(を訳した言葉が「設計」である。)設計とは、別の言葉で表現すれば「最適化」 【アート】とは、そもそも行き当たりばったりの作業-出来上がっていくうちに、発見があり-そこで何かが生まれる-作られるものは、製品ではない ・上手くいくものと、上手くいかないものを比べ-「そうか、ここか!」という部分-それがすなわち「ノウハウ」というものの真髄であって、技術の核心なのである。-その核心は、往々にしてマニュアルなどの文書-設計図にも、現れることはない(P181)
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エッセイになると、さらに好き勝手になるなぁという印象(良い意味) 共感したのは「忙しい」についてと、「趣味」について。 「忙しい」は共感もしたし、ちょっと痛かったなぁ。身につまされる。 「趣味」はまさに常日頃思ってることと同じ! 「文系だから」発言、「小説は簡単」発言に若干い...
エッセイになると、さらに好き勝手になるなぁという印象(良い意味) 共感したのは「忙しい」についてと、「趣味」について。 「忙しい」は共感もしたし、ちょっと痛かったなぁ。身につまされる。 「趣味」はまさに常日頃思ってることと同じ! 「文系だから」発言、「小説は簡単」発言に若干いらっとしつつも、 これだけ自由に、そのくせ軸も持って生きている人の文章は読んでて気持ち良い。 Web日記の分厚いやつも楽しみだ。さらに緩い内容なんだろうけど。
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