世界で仕事をするということ

グロブルントラント(著者), 竹田ヨハネセン裕子(訳者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所/
• 発売年月日: 2004/11/24
• JAN: 9784569639758

商品レビュー

2013/12/05

ひとたび結論が出れば，それを議会や総会で承認を得るためにきっぱりと戦い，人々の支持を得るために精力的に働きかけた。
パパが労働党を支持することを一段と誇りに感じたものだ。医者であるパパは自分に利益をもたらさなくても，自分が正しいと信じていることを曲げることがなかったから。
アメリカでの人種差別→ママは肌の色で差別することの間違いを子供たちに徹底的にたたき込もうとした。

自分が少数派であっても怖がらず意見を発表すること，自分で考えることの大切さを心に刻んだ。

個人の自由を強調する保守党の方が，自分の支持する労働党よりエレガントだと認めざるをえなかった。

恋人が保守党員→労働党首相夫人にあったときに動揺したことを恥じるようになった→もっと自分のしていることに確固たる態度をとるべきだった。
ハーバード大留学時代　陽気なインテリ兄弟「イスラエルはこの地上に存在する権利はない」鋭いまなざし

環境大臣就任　記者→皮肉いっぱいの質問→感情を押し殺し笑みを絶やさない。
1977年４月　北海沖油田原油流失事故

サッチャー首相　自信満々，支配的な印象。「イギリスでもよくデモと出くわすわ。イギリスに帰った気分。なんて居心地がいいのかしら」

与謝野晶子「山の動く日」堺市に記念碑

思い出の中の父「こんなことは忘れなさい。ただのジュースだよ。」済んだことは済んだこととして前に進むことを学んだ。

ＥＵ加盟交渉中「あの農民は組合に洗脳され，事実が見えなくなってしまっている」→後悔の発言。

私はヨルゲンの性格が変わってしまったことに気付いた。精神の病との戦いで一番大切な時機を逃してしまった。
慢性うつ病の本。夫にこの本の話をしている内に時差ぼけで眠気が襲い，ヨルゲンに電話をしなかった。このときがヨルゲンと電話で話せる最後の機会だった。どうして時差ぼけに負けたのだろう。どうして自分の直感に従わなかったのだろう…。

2011/11/30

「持続可能な開発」というコンセプトの生みの親

○国会では、自分が支持していること、自分ができると思っていること、それ以外のことは口にするな。沈黙する権利もあるんだよ（87頁）

・環境問題は「ソフト」ではない。

・国民投票で敗北しても、大きな敗北を後ろに追いやって、未来のことだけに関心を向ける

・リオの環境サミットの冷静な総括

2009/07/15

グロさんは一生懸命がんばって、すばらしい結果を得て来て、それに誇りを持ってるんだなあ。時折自信満々というか自分の正しさを確信してる感じが鼻につかないこともないんだけど、それに見合う努力があったんだなって思う。うん、すごいです。しかし女性が働いて幸せになるってどういうことだろ？わたしは何を幸せだと思ってるんだろ？考えることがたくさんだなー。
そしてノルウェーって良い国だな。行ってみたい！