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袋小路の休日 講談社文芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | 内容:隅の老人. 北の青年. 根岸映画村. 路面電車. 自由業者. ホテル・ピカディリー. 街 |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2004/11/10 |
JAN | 9784061983885 |
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袋小路の休日
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小林信彦の私小説的小…
小林信彦の私小説的小説。渋い私小説ファンも必ずトリコ。
文庫OFF
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すごく心を掴まれてしまったな。はじめは雑誌系のお仕事小説なのかなとおもって読んでいったのだけど、なんだろう、何作か読むうちにすごく好きだと自覚した。ちょっと村上春樹を好きだとおもう感覚に近い。時代的に近く、何か失われたものを描いてるという点でなのか。裏表紙のあらすじには〈一九六〇年以降、喪失してしまった日常の深部の塊〉とある。するすると読んでいっていい安心感があった。本作の七篇は、すべて上村宏という語り手が自らの仕事、生活について語っていく。それは少し昔を遡るようにしてはじまり、やがて彼がいる現代へと視線が移る。作者の自伝的作品なのだろうか。それは定かではないが、映画業界や雑誌業界の内部を語りつつ、その時代の生活や街並みが垣間見えてくる短篇の数々を興味深く、楽しく読んでいった。この作家は追っていきたいかも。
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