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本の愉しみ、書棚の悩み
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本の愉しみ、書棚の悩み

アン・ファディマン(著者), 相原真理子(訳者)

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本の愉しみ、書棚の悩み

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社/
発売年月日 2004/07/30
JAN 9784794213334

本の愉しみ、書棚の悩み

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商品レビュー

4.5

8件のお客様レビュー

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2021/03/25

本書の表題が、全てを表している。本を読むことの楽しさや、蔵書の整理の大変さを凡人のスケールを超えた次元で、楽しげに日常的に過ごしている人のエッセイでした。 「現場で読む」が私のお気に入り。その書籍の舞台現場で、しかも原語で読めたらそれは芳醇な時間を過ごせることでしょう。例えば、夏...

本書の表題が、全てを表している。本を読むことの楽しさや、蔵書の整理の大変さを凡人のスケールを超えた次元で、楽しげに日常的に過ごしている人のエッセイでした。 「現場で読む」が私のお気に入り。その書籍の舞台現場で、しかも原語で読めたらそれは芳醇な時間を過ごせることでしょう。例えば、夏目漱石さんの『坊っちゃん』を四国の松山で読むようなもの。道後温泉を訪れ、坊っちゃんに思いを馳せる。こんな想像をしてしまいました。海外が舞台の場合は原語で読むことは、努力が必要で簡単ではなさそうなので、想像できませんでした。 「遊び紙に記されたことば」では、献呈の辞を記す場所にルールがあることを教えてくれます。扉(表題紙)に書いて良いのは著者だけなのだそうだ。 「首相の本の帝国」も印象に残ります。 読み返すたびに、味わい深く、楽しめそうな本なので、手元においておきます。

Posted by ブクログ

2013/02/24

本への愛情 日常生活の中での本にまつわるエトセトラを描いている。 夫との蔵書統合や、幼い頃の思い出、古書を巡る思いなどなど。 著者は非常な読書家であり、愛書家でもある(そして、活字中毒でもある)。 それは貴重なものとしてショーケースに飾るのではなく、余白への書き込みや積み木代わ...

本への愛情 日常生活の中での本にまつわるエトセトラを描いている。 夫との蔵書統合や、幼い頃の思い出、古書を巡る思いなどなど。 著者は非常な読書家であり、愛書家でもある(そして、活字中毒でもある)。 それは貴重なものとしてショーケースに飾るのではなく、余白への書き込みや積み木代わりなど本を「使う」ことでより愛を深めていく。 きっと、彼女に育てられた子どもたちも自然に読書家になっていくのだろう。 読書が高尚な嗜みではなく、中毒的な趣味として。

Posted by ブクログ

2013/02/01

本をいかに愛しているか。 読書をいかに楽しんでいるか。 言葉を紡いできた作家たちを、いかに尊敬しているか、が、伝わってくるエッセイ。 そして、本で繋がる家族がいることが、とても幸せに思っていることも。 それにしても、騎士道的恋愛主義者な本の愛しかた、なんていう考え方には、笑った。

Posted by ブクログ

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